FXで結果が出ていない時って、
「次こそは!」
と思って
色んな手法に手を出すのですが、
どれも続かずに
結局勝てないままなんですよね。
過去の私も、
色んな手法に手を出してみたものの
どれも上手くいかずに、
「自分に合う手法は一体なんなの?」
って迷走していた時期があります。
そんな中、
長い年月をかけて色々と試した結果、
ようやく自分に合うルールを作るコツを
見つけることができました。
そこで今回は、
私が実際に試して
手法迷子から脱出できた時にやった
自分に合う勝てるルールの作り方について
お伝えしていきます。
自分のトレード記録から作る
もし今現在、
自分が使っている手法があるなら、
その手法のトレード記録をもとにして
ルールを作っていくのがベストです。
なぜなら、
すでに使い続けている手法の方が
馴染みがあるし、
リアルなデータも蓄積されているので、
ゼロからルールを作るよりも
はるかに効率よく自分に合った手法を
作ることができるからです。
そのため、
自分のトレード記録を
細かくチェックしていき、
・勝ちパターン
・負けパターン
をしっかり把握していきます。
そしてそこから、
・エントリー根拠が少ない
・損切り位置が甘い
・通貨ペアによって結果が偏る
などの改善点を見つけ出します。
こういった
改善点を調整しながら検証をしていくと、
今の手法が少しずつ
自分にフィットするようになり、
より安定して勝てるルールへと
進化していきます。

だから、
もし今使っている手法があるなら、
まずはトレード記録を確認して、
今のルールをアップデートしていくのが
一番の近道になります。
因みに、
私がトレード記録や検証結果から
データをチェックする場合は、
・勝率
・平均利益
・平均損失
・トータル利益
・リスクリワード
・通貨別収支
・曜日別収支
・時間帯別収支
といった項目をチェックします。
これらの項目をチェックする事で、
自分が使う手法が、
「どんな場面で有効なのか?」
ということが
よりハッキリとわかるからです。
もし、これらの項目を見る理由について、
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXで勝つ人は検証でどこを見る?勝ち組が注目する8つの項目
自分に合ってそうな手法でルールを作る
もし、今使っている手法が
イマイチ自分にしっくり来なかったり、
ルール自体がない場合は、
「これなら自分には使いやすそう」
という手法を1つだけ選んで、
それに対して検証をしていきます。
FXには、
・トレンド中の押し目買いや戻り売り
・レンジの上限下限でのエントリー
・ブレイク
・逆張り
といったように、
色んな種類の手法が存在します。
だから、
自分の性格に合っていそうな
手法を1つ選んで、
それに対してルールを決めて、
検証をしていくのです。
例えば、利益を伸ばすと
精神的にきつくて
耐えられないような場合は、
逆張りやレンジの上限下限で
限定的に利益を取るような手法を作る。
逆に勝率が低くても、
とにかく利益を大きく取りたいなら、
ブレイクの手法や、
トレンド転換の手法を試してみる。
勝率もそれなりに高くて、
利益も伸ばしたいのであれば、
トレンド中の押し目買いや
戻り売りの手法を使ってみる。
このような感じで、
「これなら使い続けられそう」
というものを選んで
ルールを作り込んでいくのです。

そうすると、
検証でルールを作っていく内に、
必ずと言っていいほど、
その手法に対する
・勝ちパターン
・負けパターン
が出てくるので、
それを精査して、
次は勝ちパターンだけで
再度検証をし直す。
もしくは、
負けパターンを調整してから
再度検証をして
“負けパターンを勝ちパターンへ変える”
ということをしてもOKです。
こういったことをを繰り返していれば、
いつの間にか自分だけの、
自分に合った手法が出来上がります。
王道でシンプルな手法を試すのもアリ
もし手法選びの時点で迷ってしまうなら、
王道でシンプルな手法を試すのもアリです。
「シンプルな手法って本当に勝てるの?」
と思うかもしれませんが、
実は王道の方が扱いやすく、
長く使える土台になります。
例えば、私のメインの手法は
・ダウ理論
・水平線
この2つを使った、
押し目買いや戻り売りです。
これはFXを始めた当初に見る、
誰もが知っている手法ですが、
・トレンドの強弱
・反転しやすい場所
・大衆心理の動き
といった、
FXで勝つために必要な
トレードの核となる部分を
自然と身に付けることができます。
これらが身に付けば、
その後どんな手法を使うにしても
応用が効くようになり、
遠回りせずに
勝てる型を作ることもできます。

しかも、
複雑なテクニカル指標や
インジを使わない分、
迷いが減って、
ルールを守りやすいという
大きなメリットがあります。
だから、手法選びの時点で迷うなら、
まずは王道でシンプルな手法を
1つだけ選んで
検証してみるのもいいと思います。
仮にそれが
自分に合わなかったとわかっても、
勝つために必要な力が身についているので、
他の手法へ応用できますから。
もし、私が使う王道の手法について、
内容を詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FX商材を使ってルールを作る
もし、
完全にイチから手法を作ろうと
考えているような場合は、
FXの商材を使って
ルールを作るのも意外に効率的です。
昔は、FX商材といえば、
FX業者のスキを突いた、
裏技的な手法が多かったです。
だから、すぐに使えなくなるし、
内容も貧相なものが多かったです。
こういうのが横行したせいで、
“FX商材=詐欺で使えない”
というイメージがつきました。
昔は私自身も
こういったものを何度もつかまされて、
商材は詐欺だと考えていた時期があります。
しかし、
FXが広く認知されていくにつれて、
トレーダーのレベルも上がり、
詐欺的なものや内容が浅いものは
ほとんどが消えていきました。
このお陰もあってか、
今は質のいい商材が増えて、
イチから手法を作る場合に
役立つものも多くなりました。
私も実際にFX商材を使って、
それを元にルールを作ったのですが、
普通に通用していました。
そして、
その時のルールをさらに進化させたものが
今のメインで使っている
押し目買いや戻り売りの手法になります。
ですから、
FX商材を使ってルール作りをするのも
かなり効率的です。

ただし、商材を買うにしても
1つか多くても2つで十分です。
アレコレと手を出し過ぎると、
色んな知識が入ってきてしまい、
迷う原因にもなります。
それにお金だってかかりますから。
また、商材を使う場合は、
それをそのまま使うのではなく、
必ず検証をして、
自分の性格に合うように
改良してからです。
そのまま使ったとしても、
チャートを読み解く相場感が
作成者と同じではないので、
勝てる部分を見落として、
負けやすい箇所で
トレードをすることが出てきます。
これ以外にも、
利食いや損切の幅が
自分の性格に合わずに
使えないこともあります。
こういったミスマッチを防ぐために、
必ず検証をして、
自分の性格に合わせたものへ
調整していく必要があります。
そうすれば、
イチから手法を作るよりも
ずっと効率的に
自分に合った手法を作れます。
もし、昔買ったものがあって、
眠ったままなら、
それを引っ張り出して
検証をしてみるといいかもしれませんね。
ルール作りの注意点
ここまでは、
主に3つの方法を使った、
ルール作りに関してお伝えしてきました。
基本的にどれも、
FXで勝てる手法を作るには、
有効な方法だと
個人的には考えています。
実際に私も
これらの方法を使って、
手法を作っていましたから。
ただし、
ルール作りをする際に
注意点もあります。
最初はなるべくシンプルなルールで
自分に合うルールを作るなら、
最初はなるべく
シンプルなルールがおすすめです。
なぜなら、
ルールが複雑になるほど
判断に迷いが増えるので、
検証時の結果が
安定しにくくなるからです。
実際に過去の私は、
「FXはルールを複雑にした方が勝てる」
と勘違いして、
最初から色んな条件を詰め込んだ
ルールを作って検証をしました。
そしたら、
「あれ?これはどっちだ?」
「エントリーしていいんだっけ?」
「まぁいいや。エントリーしちゃおう」
なんて迷いながら
検証をするはめになりました。
その結果、
勝てるか勝てないかぐらいの
物凄い微妙な結果になった上に、
エントリー場面を確認してみると
バラバラになっていて
何が何だかわからなくなりました。
このせいで、
また最初からルールを作って、
検証をし直すことになり、
かなり遠回りをした経験があります。

だから、まずはなるべく
シンプルなルールから始めた方がいいです。
ルールがシンプルだと
検証もしやすく、
改善ポイントもすぐに見つかるので、
短期間で自分に合う形へ
進化させることができます。
色々と加えるのは、
シンプルなルールで検証をした結果、
何かを足した方がいいと
わかってからで十分です。
まずは迷わず守れるルールを
1つ作ることが最優先です。
もしシンプルな手法でも
本当に結果が出るのか知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXは簡単な手法で本当に勝てる?リアルな結果と高勝率の理由
検証は絶対に必要
これはある意味当然ですが、
どの方法を使って、
ルール作りをするにせよ、
検証は絶対に必要になります。
ルールをある程度決めると、
それで早くトレードをしたい気持ちが沸いて
検証をせずに
リアルトレードをする人をたまに見かけます。
ですが、これをやると、
ほぼ確実に勝てません。
なぜなら、
ルールを決めただけでは、
まだその内容が意識に深く
入り込んでいないからです。
そのため、
検証をせずにトレードをしても
ミスが増えて
負けるトレードをしやすくなります。
過去の私も
ルールを決めたまではいいけど、
検証を面倒くさがって
すぐに実践へ入りました。
しかし、いざ実践になると、
チャートの見え方が思っていたものとは
全く違うものに見えて、
エントリーの判断を頻繁に間違えていました。

更に、検証をしなかったせいで、
負けが続いた時に、
「本当にこの手法は勝てるのか?」
なんて疑ってしまい、
ちょこちょこルールを変えて
トレードをしていました。
こんなことをしていたら、
トレード内容がバラバラになって
全然勝てなくなり、
結局、その手法をすぐに捨てて
また新しい手法探しの旅に出ました。
ですから、
昔の私のようなことを防いで、
無駄な遠回りをしないためにも、
検証は必ず必要になります。
もし、
具体的な検証方法がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒勝てるFX手法を作れる具体的な検証方法とは?
検証データはできる限り多く取る
どの方法で手法を作るとしても、
必ず検証は必要です。
そして、
その手法で検証をする場合、
可能な限り多く
データを取った方がいいです。
FXの場合、
同じようなトレードを
永遠と繰り返していくので、
データはたくさん取れば取るほど、
手法の再現性が増していきます。
再現性が高くなれば、
それだけ一貫したトレードができ、
安定した結果をもたらしてくれます。

また、長い期間検証をすることで、
為替介入や〇〇クラッシュなど、
色んな種類の相場で
自分の手法がどうなるのかも
確認することができます。
こういう部分も知っておくと、
実際にその場面に遭遇しても、
「もうこの手法使えないかも」
と不安になって
手法をすぐに捨てるようなことを
しないで済むようになります。
ですから、
なるべく長い期間で検証をして
取るデータの数も
できる限り多く取ることが
自分に合うルールを作るコツです。
もし、どのくらいの期間や
データを取ればいいかを
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXの手法を作る検証期間は何年がベスト?勝つ人がやる検証法
まずは1つのルールを作り込む
自分に合う手法を作る際は、
まずは1つのルールを
作り込むことから始めましょう。
なぜなら、
複数のルールを同時に作ろうとすると、
検証をしている内に
ルールが混ざってしまい、
・どれを優先すべきか分からなくなる
・検証結果がバラバラになる
・改善点が見えにくくなる
といった問題が発生し、
結局どのルールも
中途半端になってしまうからです。
過去の私も、
欲張って色んなルールを
同時に作ろうとしたら、
気付けば全部が中途半端になり、
何が良くて何がダメなのか、
全くわからなくなりました。
その結果、
また検証をし直すという、
無駄な時間を費やすことになりました。

逆に、
1つのルールに集中して
作り込むようにしたところ、
検証データの傾向が明確になり、
・勝てる場面
・負けやすい場面
・改善すべきポイント
というのが、
ハッキリと見えるようになりました。
そして、
その1つのルールが
自分の中で軸として固まり始めると、
トレード全体がブレにくくなり、
結果として勝率も利益も
安定していきました。
だからまずは
1つのルールをしっかりと
作り込むことです。
そうすることが
結局のところ
自分に合う勝てる手法を作るための
一番の近道になります。
ルールができたら実践へ入る
ルールを作り込んで、
トータルで勝てる手法が出来上がったら、
実践へ入っていくのですが、
最低でも3ヶ月は使い続けましょう。
なぜなら、私の経験上、
勝てるルールを作れれば、
3ヶ月使い続けていると、
かなりの高確率で
その内の1ヶ月は
検証通りに勝てるからです。
しかも、
多少ルール通りにできなくても、
トータルでは
プラスになることも多いです。
ここで、たった1ヶ月であっても、
勝てる経験をすると、
「1ヶ月を通して勝てた」
という成功体験が作られて、
そのルールを続けられる
土台ができあがります。
ルールを使い続けることができれば、
その内容もブラッシュアップされていき、
ますます勝てる手法へと進化して
良いサイクルへ入っていきます。
だから、
トータルで勝てるルールが出来上がったら、
まずは最低3ヶ月は使い続けてみましょう。

そしてこの時にポイントなのが、
・ロットを極限まで抑える
・毎週末トレード記録を見返す
これらをすることです。
やはり、
いくら検証で勝てるルールとはいえ、
最初はルール通り出来ないことも
けっこう出てきます。
そういう時に、
ロットを極限まで抑えておけば、
変に取り返そうとする気持ちも抑えられて、
余計なことをせずに済みます。
また、毎週末でも
トレード記録を見返すことで、
・ルールから逸れていないか?
・新しい改善点
といった部分も見えてくるので、
脇道に逸れることを防ぎながら、
手法自体も洗練させることができます。
もし、ルール通りやろうとしても
出来なかったり、
やっているつもりでも
出来ていない場合は、
以下の記事も読んでみてください。
ルールを守るためのコツを
お伝えしています。
まとめ
今回は、FXで自分にピッタリな
勝てるルールの作り方について
お伝えしてきました。
基本的には、
今回お伝えした方法の内、
どれかを使えば、
自分に合う手法を作れるはずです。
実際に私もこれらの方法を使うことで、
使い続けることができる手法を
作れるようになりました。
ですから、
もし参考に出来る方法があれば、
是非、試してみてください。
それが手法迷子から脱出できる
きっかけとなるかもしれません。
P.S. メルマガを始めました
大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。
という方には特におススメです。
もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。
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