FXで安定した結果を出し続けるには
検証は必須だと私は考えています。
ただし、いくら検証が必要とはいえ、
具体的なやり方がわからない事もありますよね。
そこで今回は、
私がFXで使う手法を作る時に、
いつもやっている具体的な検証方法を、
紹介していきます。
この記事を読めば、
FXで再現性の高い勝てる手法を
自分で作れるようになるので、
最後までしっかり読んでいただければと思います。
動画で見る場合は以下から見れます。
トレードルールを1つ決める
手法の検証をする上で必要なのが、
当然ですがトレードルールになります。
つまり手法の事です。
この検証する手法に関しては
・自分で思いついた手法
・FX商材の手法
・他人の手法
といったように、
何でもいいので、
1つだけ手法を決めましょう。
そして、ここでの注意点としては、
検証をする際は
手法は1つだけに絞ります。
なぜなら、あとで詳しく説明しますが、
一度で複数の手法を
検証しようとすると、
途中で手法がごちゃまぜになって、
手法の正しい優位性が
わからなくなる事が多いからです。
ですから、検証をする時は、
まずは1つの手法に絞ってやるようにしましょう。
もし、手法の決め方自体がわからない場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
検証ソフトを用意する
検証をする手法を決めたら、
次に必要なのが、
検証ソフトになります。
なぜなら、検証ソフトを使うと、
実際のトレード環境と同じように
検証ができるからです。
例えば、実際のトレードだと、
複数のチャート画面を同時に表示させて
トレードをする事が多いと思います。
そして、
未来の値動きが見えない状態で
エントリーするかどうかの判断を
していきますよね。
検証ソフトを使うと、
これと同じような状態で
検証ができるので、
実践トレードに入ったとしても
そこまで違和感なく
トレードができるようになります。
その為、検証で手法を作る時は
検証ソフトは必ず使った方がいいです。
因みに、使う検証ソフトに関しては、
自分のトレード環境と同じ状態で
検証ができるものであれば、
何を使ってもいいです。
今は無料でも
優れた検証ソフトが色々あるので、
ネットで検索をしてみて、
使いやすそうなものがあれば、
それを使えばOKです。
私がFXの検証をし始めた当時は
検証ソフトがほとんどなくて、
リアルトレードと同じ感覚で出来るものが
有料のForex Testerぐらいしかありませんでした。
そしてその後に
練習君プレミアムというソフトが出てきたので、
それも合わせて使っていました。
だから、私の場合は、
この2つの有料ソフトを使って
検証をしていました。
今は結局、
最初に使い始めたというのもあって、
Forex Testerが一番しっくりくるので、
それをメインに使っています。
もし、この2つの
検証ソフトの違いを知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで検証する時はどのソフトを使うのがオススメなのか?
具体的な検証の進め方
検証する手法やソフトが用意できたら、
自分のトレード環境と同じ枚数の
チャートを表示させます。
例えば、今の私であれば、
1つの画面に
4つの時間足を表示させて
トレードをしています。
その為、検証ソフトの方も
これと全く同じ構成にしています。
具体的には、
・1分足
・5分足
・15分足
・1時間足
といった時間軸を表示させています。
こうすることで、
リアルトレードと同じように、
大きな時間軸で全体の流れを見ながら、
小さい時間軸でエントリーができるからです。
あとはこの形で検証をしていけば、
実践と似た感覚を味わえるので、
検証が終わってから手法が出来上がって
実践に入っても、
ほとんど迷わずに
トレードができるようになっています。
よって、まずは
自分が実際にトレードをしている時と
同じ環境に揃えていきます。
上位の時間足から水平線を引いていく
チャートを自分のトレード環境と
同じように表示させたら、
次に行う作業が、
上位の時間足から水平線を引く
という作業に入ります。
実際のトレードでも、
どこが意識されているのかを
確認する時は、
上位足から水平線を引いていきますよね。
それと同じことを
FXの検証時にも行っていきます。
例えば、私の場合であれば、
先程のチャート画像を使うなら、
トレンドに沿った戻り売りを狙うので、
1時間足で相場参加者に意識されて
反転しそうな場所へ水平線を
以下のように引きます。
こうすることで、
エントリーの目途が視覚化できたので、
次からローソク足を動かして
仮想のトレードへ入っていきます。
因みに、今回は1時間足だけに
水平線を引いたのですが、
もしあなたが
他の時間軸に水平線を引く場合は、
それもしっかりやってあげましょう。
とにかくリアルトレードの時と
同じようにやっていくのが、
検証のコツになりますので。
もし水平線の引き方が
よくわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで水平線の引き方はシンプルに6本引くだけで十分!
ローソク足を1本ずつ進めて検証開始
水平線を引き終わったら、
実際にローソク足を1本ずつ進めていき、
ルール通りにエントリーをしていきます。
例えば、先程水平線を引いた
チャートを使うなら、
水平線までレートが戻ってきてから
エントリーを狙っていきます。
このシナリオを立てたら、
あとは水平線にレートが来るまで、
気にせずにローソク足を進めます。
そして、ローソク足を進めていくと、
狙っていた水平線まで、
レートが戻ってきました。
ここからは、
5分足や15分足の形を見ながら
エントリーポイントを探っていきます。
では、ローソク足をしばらく進めてみます。
引いた水平線で
ピッタリと反応はしなかったのですが、
この水平線を挟んで
15分足でダブルトップを作りました。
しかも、5分足を見てみると、
ダブルトップの右側で
更にダブルトップを作っています。
これは上昇しようとしたけど、
買いの力が続かなかった証拠です。
よって、
全体の流れが下落トレンドなのを加味すると
上がるよりも
下がる確率の方が高いと判断できるので、
ここで売りエントリーができます。
そして、損切り位置に関しては、
15分足のダブルトップを
上へ抜けた場所の-30pipsに設定します。
利食いは1時間足で目立った安値の
+60pipsで設定します。
では、この後の動きを見てみましょう。
エントリー後は時間が掛かったのですが、
利食いになってくれました。
それではこのまま続けていきましょう。
現在の状況だと、
1時間足の安値を更新して
下落トレンドが継続したので、
再度戻り売りを狙っていきます。
この時に売りを狙う場所としては、
直近の目立った安値になります。
ということで、
この位置にレートが来るまで
ローソク足を進めていきます。
狙っていた場所まで
レートが戻ってきたので、
ここから5分足と15分足を見ながら
エントリーポイントを探っていきます。
では、ローソク足を進めていきましょう。
今回も水平線で
ピッタリ反応はしなかったのですが、
この辺りで5分足でダブルトップができました。
しかも1分足を見てみると、
5分足のダブルトップの右側で
更にダブルトップができています。
つまり、ここでも、
上へ行こうとしたけど
買いの力が弱くて
上がり切れなかった合図を出しています。
更に1時間足で
下落トレンドなのも考慮すると、
ここから下がる可能性が高い状態です。
よって、ここで売りエントリーをします。
この時の損切り位置は、
5分足のダブルトップを上へ抜けた場所の
-20pipsになります。
そして利食い位置は
1時間足で目立った安値の
+50pipsに設定します。
では、この後の動きを見てみましょう。
ここでもエントリー後は
すんなり下がってくれて利食いになりました。
このような感じで、
ルールに沿って
ひたすら検証を進めていきます。
そうすることで、
検証データがどんどん積み重なっていき、
トータルで見た時に
勝てるかそうでないかがわかってきます。
どうでしたでしょうか?
正直、いたって普通だったと思います。
しかし、
リアルトレードと同じような感覚で
進めていくことで、
実践に入ってからでも
迷わずにトレードができるようになるので、
普通の検証方法であっても効果は絶大です。
私は今でもこの方法を使って、
もう10年近く検証をしています。
検証データはどのくらい必要?
上記で説明した方法を使って、
手法の検証をしていくと
正しいデータが取れるのですが、
「取るデータの数ってどれくらいがいいの?」
なんて思ったかもしれません。
ここに関しては、私の経験上、
最低100回は取った方がいいです。
なぜなら、
トレード記録は多ければ多いほど、
結果にはっきりとした偏りが出てくるからです。
よって、その偏りを見る事で、
検証した手法が、
どんな時に勝ちやすくて、
どんな時に負けやすいのかが
はっきりと見えてきます。
そしたらあとは、
負けパターンを排除して
勝ちパターンだけで
トレードをするようにすれば、
FXで安定して勝ち続ける事が可能になります。
因みに、私の場合は、
トレードをする時間軸にもよりますが、
大体300~1,000回分ぐらいのデータを
取ることが多いです。
このぐらいデータが取れれば、
かなり正しい結果が得られるので、
実践に入ったとしても、
検証とリアルのギャップが
あまり出てきません。
関連記事:FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?
トレード記録を全て取ってチェックをする
検証を進めていき、
データも最低100回以上取れたら
次にやることが、
トレード記録を取って
全てチェックをする事です。
ここで取る記録は主に、
・日にち
・エントリー時間
・決済時間
・損切りか利食いかの結果
・エントリー根拠
・エントリーから決済までの画像
この辺りを取ればOKです。
もしこれ以外にも
自分で必要だと思うものがあれば、
その記録も取ってあげましょう。
これを全てのトレードに対して行います。
ちょっと面倒くさそうに見えるのですが、
検証ソフトを使うと、
トレード記録をエクセルなどに
落とせる機能が備わっていることがあります。
これを使えば、
やることはエントリーの根拠と
トレード画像を取ればいいだけなので、
慣れれば意外に簡単です。
チェックすべき項目は?
トレード記録を取ったら、
検証した手法が
どんな場面で通用するのかを
具体的に把握する必要があります。
私の場合は、
・勝率
・トータルの利益
・リスクリワード
・平均利益
・平均損失
・通貨別収支
・曜日別収支
・時間帯別収支
といった項目をチェックしています。
これらの項目を確認する事で、
勝ちやすい場面や
負けやすい場面がはっきりとわかるので、
検証した手法の特性を正しく理解できます。
例えば、通貨別の収支を見る事で、
その手法がどんな通貨だと得意なのか
わかってきます。
また、時間帯別収支を見れば、
自分がトレードをできる時間帯で、
手法が通用するものなのかを
確認する事もできます。
このように、
トレード記録を細かくチェックする事で、
自分の生活環境に合わせた
手法を作り上げる事ができます。
もし、これらの項目を
チェックする理由について、
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
自分に合った手法をより完璧に作りたいなら
上記では、手法を作る際の
具体的な検証方法について
お伝えしました。
正直、上記の方法を使えば、
FXで勝つ為の手法を
作る事は十分可能です。
ただ、やはりここだけでは
書き切れない部分もあり、
私の検証方法の全てを
伝えきれていません。
そこで、
自分に合った手法を
より完璧に作る為に
私の検証方法の全てをお伝えした
教材を作りました。
この教材では、
実際に私が1つの手法を例に、
手法を作る工程を見せながら
画像入りで
検証方法を徹底的に解説しています。
その為、この教材を使うことで、
自分に合った手法を
無限に作り出すことが可能になります。
また、私がエクセルで作った
自動で収支を計算してくれる、
売買記録まとめ帳というのを
無料特典としてお渡ししているので、
より検証を効率的に進める事ができます。
もし、興味が沸いた場合は、
以下の記事で内容を説明しているので
確認してみてください。
検証をする時の注意点
ここまでは、
FXで勝てる手法を作るための
具体的な検証の仕方をお伝えしました。
ここでお伝えした事を
忠実に守っていけば、
自分に合った手法を作る事ができるはずです。
しかし、検証をする上で、
注意すべき点もいくつかあります。
ここを間違えてしまうと、
せっかく頑張って検証をした事が
水の泡になってしまいます。
その為、ここからは、
検証する時の注意点について
お伝えしていきます。
手法を同時にいくつも検証する
検証をする時に
効率的にやろうとして
複数の手法を同時に
検証しようとする人がいるのですが、
これはオススメしません。
なぜなら、これをやってしまうと、
検証中に手法が混ざり合って、
正しいデータが取れなくなるからです。
昔の私も検証を面倒くさがって
複数の手法を同時に検証していたのですが、
やっている内に
手法のエントリーポイントが混ざって、
正しいデータが取れなくなりました。
このせいで、手法全てが
勝てる手法なのかどうかがわからなくなり、
検証をした意味がなくなった経験があります。
検証は時間が掛かって面倒くさいので、
「1度の検証で一気に終わらせたい」
という気持ちはわかるのですが、
検証をやる本来の目的は、
FXで安定したトレードをして
稼げるようになるためです。
それなのに、
検証が面倒くさいからと言って
1度に複数の手法に対して検証をして、
各手法の優位性を曖昧にしてしまっては
本末転倒になります。
このような事を避ける為にも、
FXの手法を検証する際は、
まずは1つの手法だけに絞って
やる事をオススメします。
それに、FXの場合、
たった1つの手法であっても、
稼ぐことは十分可能です。
それであれば、
まずは手法を1つに絞って、
丁寧に検証をしていった方が、
その手法に精通できるので、
FXで結果を出す為の近道となります。
検証中に思いついた事を混ぜてしまう
検証をしていると、
「何かこのパターン負けやすいな」
「ここは様子見の方がいいかも」
といった感じで、
色んな事に気づきます。
色んな事に気づくこと自体は
とても素晴らしい事なのですが、
これを検証中に混ぜないようにしましょう。
なぜなら、
気づきを途中から混ぜてしまうと
新しいルールを追加した事になるので、
元々検証していたルールの優位性が
わからなくなってしまうからです。
過去の私もこれをやった事があるのですが、
検証が一通り終わった後に
結果をチェックしていました。
そしたら、途中までは
結果に一貫性があったのですが、
気づきを追加した辺りから
急に内容がバラバラになっていました。
このせいで、検証していた手法が
本当に勝てるものなのかわからなくなり、
もう一度やり直すはめになった事があります。
このような経験からも、
検証中に気付きがあっても、
その気付きを今やってる検証へ
混ぜることはせずに
まずは最初のルールを一貫して
検証をするようにしましょう。
もし気になるなら、
簡単にメモだけ残しておいて、
検証が一通り終わった後に、
その気付きを
チェックするようにしましょう。
特定の期間だけ検証を繰り返す
手法を作るために検証する時は
期間を決めて検証をするのですが、
この時に特定の期間だけを
ずっと繰り返すのは
あまりオススメしません。
なぜなら、特定の期間だけで
何度も検証をしていると、
その期間だけにしか通用しない手法が
できあがってしまう可能性があるからです。
要するに、
手法の過剰最適化が起きる事になるのです。
例えば、私がやっていたのは、
ある年の1年間に対して検証をした後に
結果を確認してから手法を調整して
また同じ年で検証をし直しました。
これを何度も繰り返していくと
勝率が90%を超えて、
毎月500pipsを取れるような
手法が出来上がりました。
これが出来上がった時に
最高に有頂天になって
「ここからガンガン稼いでいくぞ!」
なんて意気込んで使ってみたのですが
結果は惨敗でした。
要するにこの手法は
その年の動きにピッタリ合わせて
作られてしまった為、
同じ年の1年しか通用しませんでした。
その為、別の年で少し違う動きをしただけで
全く勝てなくなってしまったのです。
検証を繰り返すこと自体は
素晴らしいことですが、
特定の期間だけを繰り返すと
このような事が起きてしまいます。
ですから、検証で手法を作る時は、
3年間など複数の年に対して検証をすると、
大体の相場に対応できるようになります。
私が検証をする時は
5年分の動きで
どうなるかを検証しています。
このぐらいの期間であれば、
色んな相場状況で
手法の優位性を確認できるので、
実践で使ったとしても、
大体が検証通りの結果になります。
完璧主義
完璧主義なのも
実は手法を作る上では
デメリットに働きます。
完璧主義だと、
高勝率の手法を追い求めてしまい、
テクニカル指標を何個も使ったりして、
強引に過去の値動きに合わせた
手法を作ってしまいます。
これをやると何が起きるかというと、
過剰最適化です。
つまり、先ほどの特定の期間だけを
検証すると起きる現象と
同じ事が起きます。
そもそもFXの市場というのは、
過去と似たような動きを
永遠と繰り返しているのですが、
全く同じ動きをしているわけではありません。
あくまでも”似たような動き”をしているだけです。
だから、
テクニカル指標などを何個も使って
過去の値動きにピッタリ合わせて
手法を作ってしまうと、
ちょっとその動きと違う動きをしただけで
全く使えなくなってしまうのです。
こういうのは
完璧主義な人が陥りやすいので、
注意しましょう。
高勝率の手法が欲しいのはわかりますが、
やり過ぎると逆効果になります。
そもそも手法が高勝率になるのは、
検証で作った手法を
実践で使っていきながら、
ブラッシュアップしていく事です。
実践経験を積んでいく事で、
検証時には見えなかったものが
見えてくるようになり、
それが勝率アップにつながります。
FXの検証は意味がない?やる目的は?
FXの検証について色々語っていると、
「検証なんて意味なくない?」
みたいに言う人がいるのですが、
私には意味がない理由が
よくわかりません。
むしろ、検証をやらないと
FXで勝てるようにはならないと
思っている派です。
そもそもの話、
検証をやる目的って
いったい何なのでしょうか?
本当に勝てるのかを見極める
検証をやる第一の目的は、
“本当にFXで勝てるのか?”
というのを見極める為です。
FXの市場はランダムに動いているので、
「その動きの中で勝ち続けるのは無理」
なんて感じてしまう人が多いのですが、
実は完全にランダムなのではなく、
常に似たような動きをする場面が存在します。
その場面に合わせて
トレードをしていけば、
安定して勝つことができるのですが、
ここを見極めて、
本当に勝てるかを確認する為に
検証が必要になるのです。
未来の動きの予測する力を磨き上げる
FXでは未来の動きを
完璧に予測することは不可能です。
チャートは人間の心理が作り出すので、
人間と同じく気まぐれです。
しかし、先ほどもお伝えしたように、
“ある場面ではこう動きやすい”
といったように、
似たような動きをする場面があります。
検証を徹底的に行うことで、
この似たような動きをする場面が
頭に入っていき、
「あれ、この形って上がりやすい形だ」
「じゃあここから上がる可能性が高い」
というのが予測できるようになってきます。
この予測ができるようになれば、
「今は買いだけを狙っていこう」
といったように
トレード戦略を絞る事ができて、
勝率の高いトレードが可能になります。
リアルトレードでエントリーと決済に自信をつける
検証をする事によって
リアルトレードに入った時に
迷わずにエントリーと決済を
できるようになります。
なぜなら、徹底的な検証によって、
・このエントリーは勝ちやすい
・このエントリーは負けやすい
・ここで決済しないと利益を逃しやすい
・ここで決済をしないと大損しやすい
といったことがわかるからです。
これらの形がわかっていれば、
自分のトレードが
どんな結果になるかわかるので、
迷うことが大きく減ります。
FXで負け続けている人の特徴に
“迷ったトレードをしている”
というのがあります。
あなたもエントリーに迷って
利益を取り逃したり、
決済に迷って損切りになったりと、
そんな経験はありませんか?
私は数えきれないくらいあります。
こんな事を減らして、
安定したトレードをする為にも
検証は必要なのです。
手法を使いこなせるようになるため
これはエントリーと決済に
自信をつける事に共通するのですが、
自分の手法を使いこなすには
何度も同じようなトレードを
繰り返す事が必要になってきます。
例えば、
車の運転なんかが良い例ですよね。
車の免許を取る為に
教習所に通い始めた時って、
車を上手く乗りこなせないですよね。
でも、何度も教習所で運転していく事で、
運転すること自体に慣れていき、
車の車高や車幅もわかるようになって
上手く乗りこなせるようになります。
こうなる事で、実際の路上に出ても
事故に会う確率を大幅に減らして
運転を楽しむ事ができます。
検証もこれと同じで、
同じ手法で同じトレードを
何度も繰り返すことで、
エントリーポイントや決済ポイントが
脳裏に刷り込まれていき、
使いこなせるようになっていきます。
こうなる事で、
実勢に入っても迷わずに
トレードができて、
それが資金の増加へつながっていくのです。
1日も早く勝てるようになるため
FXで1日も早く勝てるようになるには
とにかく実践経験を積み上げる事が必要です。
やはり経験に勝るものはないですからね。
検証は実践経験とまではいきませんが、
実践と同じような環境で
何百回、何千回と短期間で経験できます。
リアルトレードだと
1年分の経験値を積むには
当然、1年間必要ですが、
検証は早ければ数時間から数日で出来ます。
いくら検証が実践と違うとはいえ、
実践と近い状況で
何百回、何千回とトレードができれば、
それだけ手法を使いこなせるようにもなります。
そしてこれが実践でも
同じようにトレードできる事へつながるので、
検証をやらないよりも遥かに早く
FXで勝てるようになります。
手法探しに迷走しなくなる
FXでは勝つ為の手法が無限にあるので、
手法探しに迷走する人が多いです。
昔の私もそうでした。
色んな手法を試しては、
上手くいかずに、
常に新しい手法を探していました。
こんな事を続けていく内に、
どうやれば勝てるのか、
全くわからなくなって
手法探しに迷走していました。
でも、検証をしていく内に
どんな手法でも使い方次第では
勝てることがわかってきました。
その中で、
自分の性格に合った手法を選んで、
それを使っていけば、
普通にFXで勝てる事がわかりました。
この事がわかってからは
手法探しに迷う事がなくなったし、
他人の手法も気にならなくなったので、
余計な遠回りをする事もなくなりました。
こんな経験からも、
検証をやる意味というのを感じています。
検証は繰り返しやること
この記事でもすでに伝えていますが、
検証はとにかく繰り返しやる事が重要です。
実際にやってみるとわかるのですが、
検証をして完璧だと思って
実践で使ったとしても、
必ず何かしらの問題が出てきます。
その度に検証をして、
手法をブラッシュアップしてから
実践に入るのですが、
また問題が出てきます。
だから、また検証をして
手法をブラッシュアップして・・・
というのを繰り返していくことで、
実戦での勝率も良くなっていき、
それが収入アップへつながっていきます。
検証と実践を繰り返していくと、
このような良いサイクルに入っていきます。
ただし、先ほどもお伝えしたように、
特定の期間だけの検証や、
完璧を求めすぎる検証などは
過剰最適化が起きやすいので、
その部分は注意が必要です。
検証は毎日の継続が大切
検証は繰り返しやる事が重要ですが、
それを確実に実行できるようになる為には、
継続する事が大切です。
例えば、毎日1~2時間などできれば
それに越したことはないですが、
兼業でFXをやっていると、
なかなかそうもいかないですよね。
それであれば、
1日5分からでもいいので、
毎日続けられる時間で
とにかく継続することです。
毎日少しずつでも検証ができれば、
その積み重ねは半年後、1年後に
大きな成果をもたらしてくれます。
因みに、継続する為に一番効果的なのは
毎日の生活に検証を組み入れる事です。
例えば、食後や寝る前の15~30分を
検証の時間にするなどです。
そうすれば、検証をする癖がついて、
逆に毎日やらないと気持ち悪くなります。
あとはチャートを監視中に
トレードチャンスが来ないとわかったら、
ネットサーフィンなどをするのではなく、
検証の時間に使うのも効果的です。
自分が1日に使っている時間を振り返ると、
30分ぐらいは必ずと言っていいほど
無駄に使っている時間があります。
そういう時間を見つけて、
その半分でも良いので、
検証に使ってあげるのです。
こういう部分の積み重ねで
勝てるようになるまでのスピードが
大きく変わってきます。
まとめ
今回は、
FXで勝てる手法を作る為の
具体的な検証の仕方を中心に
色々とお伝えしてきました。
その為、もしあなたが
FXで結果が出ていない状態で、
「検証方法もよくわからない」
と言う場合は、
参考にしてもらえると、
自分に合った手法を
作ることができると思います。
また、今回の記事の最初の方にも言いましたが、
この検証方法で効率よく、
最速で自分だけの手法を作りたいなら、
検証ツールを使うのが一番です。
そんなオススメの検証ツールはコチラ
今なら私からの特典つきです。
P.S. メルマガを始めました
大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。
という方には特におススメです。
もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。
メルマガの詳細内容はコチラ
登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。