FXで大衆心理を読むとは、
チャートの裏側にいる買い手と
売り手の気持ちを考えることです。
「なぜここで反発するのか?」
「なぜこの水平線が意識されるのか?」
こうした値動きの理由を考えられるようになると、
チャートの見え方が変わってきます。
この記事では、
大衆心理の基本的な考え方から、
チャートの読み方、エントリーへの活かし方、
練習方法までを順番に解説していきます。
FXの大衆心理とは?
FXの大衆心理とは、
チャートの裏側にいる買い手と売り手が
何を考えているのかを読むことです。
例えば、
水平線付近では新しく買いたい人だけでなく、
利益確定したい人や損切りしたい人もいます。
こうした相場参加者の心理が売買につながり、
その結果としてチャートが動きます。
そのため大衆心理を考える時は、
単にチャートの形を見るのではなく、
「今どちらが優勢なのか?」
「この先どこで買いや売りが入りやすいのか?」
と考えながらチャートを見ることが重要です。
FXで大衆心理を読むために見る3つのポイント
大衆心理を読む時は、
難しく考える必要はありません。
私がチャートを見る時は、
主に次の3つを意識しています。
・ チャート全体の流れ
・水平線付近の買い手と売り手
・ローソク足の動き
この3つを順番に見ていくと、
「今どちらが優勢なのか?」
「どこで売買が入りやすいのか?」
といったことを考えやすくなります。
① チャート全体の流れを見る
まず確認するのは、
現在のチャートが上昇しているのか、
それとも下降しているのかです。
上昇しているなら買いが優勢、
下降しているなら売りが優勢と考えます。
この流れを判断する時に役立つのがダウ理論です。
高値と安値の動きを見ることで、
今どちらの勢力が強いのかを判断しやすくなります。
ダウ理論を大衆心理から考える方法については、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒ダウ理論を大衆心理から考える!なぜダウに従うのが有効なのか?
また、チャート全体の流れを
大衆心理から読むコツについては、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで大衆心理をシンプルに読み解く!チャートから流れを掴むコツ
② 水平線付近の買い手と売り手を考える
次に見るのが、
水平線付近で買い手と売り手が
どのように動きそうかです。
水平線付近では、
新しくエントリーする人だけでなく、
利益確定する人や
損切りする人も増えやすくなります。
そのため、
「ここを抜けたら誰が困るのか?」
「反発したらどちらの注文が増えそうか?」
といったことを考えていきます。
このように買いと売りが
どこに溜まりやすいのかを考えることで、
その後の値動きも予測しやすくなります。
買いと売りが溜まる状況については、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒FXで買いと売りの溜まる状況を大衆心理から読み解くには?
また、大衆心理を考える上では、
どこに水平線を引くのかも重要です。
水平線の引き方については、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで水平線の引き方はシンプルに6本引くだけで十分!
③ ローソク足の動きを見る
最後に見るのが、
ローソク足の動きです。
ローソク足には、
その時の買い手と売り手の強さが
そのまま表れています。
例えば長い下ヒゲが出た場合は、
一度大きく売られたものの、
その後に強く買い戻されたことがわかります。
逆に長い上ヒゲが出れば、
上昇したところで
強い売りが入ったと考えることができます。
このようにローソク足を見る時も、
「陽線だから買い」
「陰線だから売り」
と単純に判断するのではなく、
そのローソク足が作られるまでに
買い手と売り手が
どのように動いたのかを考えることが重要です。
ローソク足から
相場参加者の心理を読む方法については、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒負けなくなるローソク足の読み方とは?
また、ローソク足のヒゲから
大衆心理を読み取る方法については、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXはローソク足のヒゲを意識するだけでトレード精度が上がる
大衆心理を使ったチャートの読み方
大衆心理を使って
チャートを読む時は、
ただ形だけを見るのではなく、
その値動きの裏側で
「買い手と売り手が
どう考えているのか?」
を考えていきます。
とはいっても、
最初から複雑に考える必要はありません。
まずはチャート全体の流れを見て、
「今は買いが優勢なのか?」
「それとも売りが優勢なのか?」
といったことから
考えていけば十分です。
もし、
「そもそもなぜチャートは動くのか?」
という値動きの仕組みから理解したい場合は、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒FXのチャートが動く理由を見つけた!これで読むコツがわかる!
そして、
実際のチャートを見ながら
「どこを見て、
どう考えればいいのか?」
という具体的な読み方については、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXチャートの読み方!なんだそうかと簡単に思えるコツとは?
最後に、
大衆心理を考えることはできても
チャートを見るたびに
判断がバラバラになってしまう場合は、
考える順番を決めておくことも重要です。
私が大衆心理を
どのような順番で考えているのかは、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒FXで大衆心理を使ったトレードをするコツは順序立てて考えること
ローソク足から大衆心理を読む方法
ローソク足を見る時も、
形だけを見て判断するのではなく、
「なぜこの形になったのか?」
と考えることが重要です。
例えば、
以下のような長い下ヒゲが
出たとしましょう。
長い下ヒゲができるということは、
一度大きく売られたものの、
その後、それ以上に強い買いが入って
価格を押し戻したことになります。
つまり、
売られる
↓
強い買いが入る
↓
売り手が含み損で捕まる
↓
売り手の損切りによる買いも入りやすくなる
といった状況を
考えることができます。
もちろん、
長い下ヒゲが出ただけで
買うわけではありません。
チャート全体の流れや
水平線などの条件も確認した上で、
買いが優勢になったと判断できれば、
買いを検討していきます。
このように、
ローソク足が作られた理由を
大衆心理から考える方法については、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒FXでローソク足を極める!大衆心理で一段上のトレードに進化
チャートパターンを大衆心理から考える
ダブルトップやダブルボトム、
三尊や逆三尊などの
チャートパターンを見る時も、
形を丸暗記するだけでなく、
「なぜその形が作られたのか?」
といったことを考えることが重要です。
例えば、
ダブルトップの場合、
一度高値をつけたあとに下落し、
再び高値を試したものの
更新できなかったとします。
この場合、
高値を更新できない
↓
買い手の勢いが弱くなる
↓
先に買っていた人が利益確定する
↓
ネックラインを割る
↓
買い手の損切りが入る
↓
売りが加速する
といった流れを
考えることができます。
このように考えると、
「ダブルトップだから売る」
という単純な判断ではなく、
売りが強くなりやすい理由を
理解した上でトレードできます。
もし、チャートパターンが
なぜ作られるのかを
大衆心理から詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで基本的なチャートパターンが作られる心理を解説します
また、
チャートパターンを
丸暗記するのではなく、
相場参加者の心理から
判断する考え方については、
以下の記事でも詳しく解説しています。
⇒FXはローソク足のパターン暗記不要!勝つための考え方とは?
大衆心理をエントリーに使う方法
大衆心理を使って
エントリーをする時は、
いきなり1分足などを見て
入る場所を探すのではなく、
大きな流れから順番に
絞り込んでいくことが重要です。
私の場合は、
上位足の方向
↓
水平線
↓
押し目・戻り
↓
ローソク足の反応
↓
エントリー
という順番で
考えていきます。
例えば、
上位足が上昇トレンドなら
まずは買いを優先します。
その上で、
水平線付近まで下がってきた時に
「ここで買いたい人が増えそうか?」
「売っている人が
損切りしそうな場所はどこか?」
といったことを考えます。
そして、
実際にローソク足の動きを見て
買いが強くなってきたと判断できれば、
そこで初めてエントリーを検討します。
このように、
大衆心理を使うことで
「なんとなく反発しそうだから入る」
のではなく、
なぜその場所で
エントリーするのかを考えやすくなります。
大衆心理を使って
エントリー精度を上げる方法については、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒トレードが変わる!大衆心理でFXのエントリー精度を上げる方法
大衆心理を身につける練習方法
大衆心理は、
記事を読んだだけで
すぐに使えるようになるものではありません。
実際のチャートを使って、
「この場面で買い手と売り手は
何を考えているのか?」
ということを
繰り返し考える必要があります。
練習する時は、
過去チャートを使って
次のような流れで行います。
① 過去チャートを途中で止める
② 買い手と売り手が
どう考えているのかを予想する
③ この先、
上と下のどちらへ動きそうかを考える
④ チャートを少し進める
⑤ 予想と違った場合は、
なぜ違ったのかを確認する
これを何度も繰り返していくと、
チャートを見た時に自然と
「ここでは買いたい人が多そうだな」
「ここを割ったら
買い手が損切りしそうだな」
といったことを
考えられるようになってきます。
大衆心理を読むための
具体的な訓練方法については、
以下の記事で詳しく解説しています。
⇒チャートの見え方が激変!勝ちへ直結する大衆心理を読む訓練法
大衆心理を使った実践トレード例
ここまで大衆心理の
基本的な読み方を解説してきましたが、
実際のトレードでは、
「その場面で誰が困っているのか?」
まで考えると、
エントリーする理由が
さらにわかりやすくなります。
例えば、
私が実際にトレードした
以下のような場面を見てください。
この場面では、
上位足は上昇方向で、
水平線まで価格が下がってきています。
そこで反発して
再び上昇し始めた場合、
売りで入っていた人は、
「このまま下がると思ったのに
上がってきてしまった」
という状態になります。
つまり、
上位足は上昇
↓
水平線まで下落
↓
水平線で買いが入る
↓
ローソク足が上昇へ転じる
↓
売り手が含み損になる
↓
売り手の損切りによる買いも入りやすくなる
という流れを
考えることができます。
私はこのように、
「ここから上がりそう」
とだけ考えるのではなく、
「ここから上がったら
誰が困るのか?」
ということまで考えて
エントリーを判断しています。
大衆心理を使ったトレードは、
実際のチャートを見た方が
イメージしやすいと思います。
このブログでは、
私が実際に大衆心理を使って
リアルトレードをした記録を
多数公開しています。
実際のトレード例を
もっと見たい場合は、
以下の記事一覧を参考にしてみてください。
⇒大衆心理を使ったリアルトレード実践例
大衆心理をもっと効率よく学びたいなら
ここまで解説してきた内容を
実際のチャートで繰り返し練習していけば、
少しずつ大衆心理を
読めるようになっていきます。
ただ、
「できるだけ遠回りせずに学びたい」
「大衆心理の読み方を
もっと体系的に学びたい」
「実際のトレードで
どう使えばいいのかまで詳しく知りたい」
と思ったかもしれません。
そこで私は、
これまで実際にトレードをする中で
身につけてきた大衆心理の読み方を、
一から順番に学べるように
教材としてまとめています。
教材では、チャートのどこを見て、
買い手と売り手の心理をどう考え、
それをどのように
エントリーへつなげていくのかまで、
実際のチャートを使いながら
詳しく解説しています。
もちろん、
この教材を使わなくても
大衆心理を学ぶことはできます。
ただ、
「私が普段どのような順番で
大衆心理を読んでいるのかを
体系的に学びたい」
という場合は、
参考にしてみてください。
教材の詳しい内容については、
以下のページで紹介しています。
⇒これを極めれば勝てる!FX大衆心理入門
まとめ
今回は、
FXで大衆心理を読むための
基本的な考え方から、
チャートの読み方、
ローソク足やチャートパターンの見方、
エントリーへの活かし方、
練習方法まで解説してきました。
大衆心理で大切なのは、
「この形だから買う」
「このパターンだから売る」
と覚えることではありません。
「今は買い手と売り手の
どちらが優勢なのか?」
「この先どこで
誰の注文が入りやすいのか?」
「ここから動いたら
誰が困るのか?」
と考えることが重要です。
こうしたことを意識しながら
チャートを見るようになると、
値動きをただ追いかけるのではなく、
その裏側にある理由を
考えながらトレードできるようになります。
最初からすべてを
読めるようになる必要はありません。
まずは、
チャート全体の流れ
↓
水平線
↓
買い手と売り手
↓
ローソク足の反応
という順番で、
少しずつ考えるクセを
身につけてみてください。
そして、
実際のチャートを使って
何度も予測と答え合わせを繰り返していけば、
少しずつ大衆心理を
トレードに活かせるようになっていきます。
この記事で紹介した関連記事も使いながら、
ぜひ自分のチャートでも
相場参加者の心理を考えてみてください。
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大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。
という方には特におススメです。
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