FXで失敗しにくいブレイクアウトの手法を特別公開!

 

ブレイクを使う手法だと
ダマシにあって失敗する確率が高いので、
ちょっと使いづらいですよね。

 

でも、
そんなブレイクアウトの手法でも
失敗しづらくて
かなり利益を取れる手法を
作り出しました。

今回はその手法を特別にお伝えします。

 

動画で見る場合は以下から見れます。

 

ブレイクに適した通貨は?

ブレイクの手法を使う上で
重要になってくるのが
トレードをする通貨になります。

 

なぜなら、ブレイクを狙う場合、
ブレイク初動での大きな動きを狙っていくからです。

その為、通貨のパワーが大きいと
それだけ失敗する確率が減って、
勝率も上がります。

 

そこで今回お伝えする手法に
最も適した通貨がゴールドになります。

ゴールドといえば、
異常なまでのボラティリティがあって、
一度大きく動き出すと止まらない傾向があります。

 

このボラティリティの高さに
多くのトレーダーが魅了されて、
散っていった通貨でもあります(笑)

そんな危険で魅惑のゴールドですが、
ブレイクとなると、
その大きな力を活用してトレードができます。

 

ブレイクアウト手法の詳細

では早速、
ゴールドで使うブレイクアウト手法の
詳細をお伝えしていきます。

 

最初に狙う形をお伝えすると、
1時間足で2回目以降の高値更新を狙って
エントリーをしていきます。

例えば、以下のような感じです。

 

通常、ブレイクを狙う手法は、
何度か反応している場所を抜けた瞬間に
狙っていきますよね。

ですが、
この手法はブレイクする手前から入って
ブレイク初動の大きな動きを取りにいきます。

 

ここを狙うことで、
ブレイクした瞬間のダマシを減らせるので、
失敗しづらくなるのです。

では、ここからは
この手法の詳細をお伝えしていきます。

 

環境認識

まず、環境認識ですが、
これは4時間足を使います。

 

例えば、買いでブレイクを狙う場合は、
4時間足で上昇の流れが出ている時を狙います。

相場参加者の目線が同じ方向へ向いている方が、
ブレイクした時の力が強いので、
成功する確率が高まるからです。

 

「じゃあ、上昇の流れが出ているって、
どこまでの状態をいうの?」

って感じたと思います。

 

まず、明らかに
上昇トレンドが出ているような状態は
当然ですが狙っていきます。

例えば、以下のような感じです。

 

上昇トレンドの時は、
相場参加者の目線が買いに傾いているので、
このような状態でブレイクを狙うと
成功率が高くなります。

 

あとは、下落トレンドから転換をして
上昇の流れが出始めた時も狙っていきます。

例えば、以下のような状態です。

 

この場合、戻り高値を上へ抜けた事で、
相場参加者の目線が買いに傾きます。

また、4時間足で戻り高値を抜けてくると、
1時間足では
上昇トレンドになっている事がほとんどなので、
ブレイクの成功確率も上がります。

 

一番判断が難しいのが、
以下のような状態になっている時です。

 

大きく見ると上昇トレンドなんだけど、
4時間足だと押し安値を下へ抜けて
微妙な位置でレンジっぽくなっている状態です。

こういう場合だと、
トレンド転換をしているので、
売り目線になっている相場参加者もいます。

 

よって、大きな流れを見て
上昇トレンドだと判断する人と、
直近の流れを見て下落トレンドに入ったと判断する人が
ぶつかり合うような場所になります。

 

 

こういう場所だと、
勝てない事もないのですが、
失敗する可能性がけっこうあるので、
トレードはしないのが無難です。

 

エントリーをするにしても、
せめて押し安値の個所を
しっかり上へ抜けてきてからです。

例えば、以下のようなチャートになります。

 

本来であれば、
押し安値を下へ抜けたら、
トレンド転換をしているので、
その場所で戻り売りが入って
下落していくはずです。

それなのに下落していかないという事は
買いの力が強い証拠です。

 

この状態になると、
トレンド転換をしたと判断して、
売りを狙っていた人達も

「下がると思っていたのに下がらないという事は
買いの力が強い状態なんだな」

と考え直して、売りを狙うのを止めてきます。

 

その結果、
相場参加者の目線が上方向へ一致するので、
買いが入りやすくなります。

このような状態になってから
ブレイクを狙っていくと失敗する確率を減らせます。

 

このような感じで、
ブレイクの成功率を高めるには、
上昇の流れが出ていて、
相場参加者の目線が一致した時に
狙っていくのがポイントです。

 

エントリーを狙う形

次にエントリーを狙う形ですが、
これは1時間足で2回目以降の高値更新を狙います。

例えば、以下のような形です。

 

なぜ、2回目以降の高値更新を狙って
トレードをしていくのかというと、
逆張り勢のポジションが溜まっていき、
ブレイクをした時に損切りが一斉に出て
大きく伸びやすいからです。

 

例えば、今回の場面だと、
最初に高値をつけた時に反転をした事で、

「この高値が意識されているんだな」

という感じで相場参加者に認識されます。

 

そうなると、次に同じ位置までレートが来た時に、
この高値が意識されて、
買っている人達の利食いが出る事に加えて、
逆張り売りも入ってくるので、
もう一度下がっていきます。

 

そして、本来であれば、
ここから下がってトレンド転換をしていくのですが、
そうならずに下げ渋り出すと、
逆張りで売っている人達は、

「あれ、下がると思ったのに下がらない」
「もしかして買いの力が強いかも」

と判断して決済をし始めます。

 

また、なかなか下がらない状況になると、
他の相場参加者も、

「なかなか下がらないという事は
買いの力が強いんだろうな」

と気づき始めて、買いで参入してきます。

 

しかも、4時間足レベルでも
上昇の流れが出ている状態なので、
尚更、この心理が働きやすくなります。

 

こうなると、
相場参加者の目線が上方向へ揃いだすので、
上昇しやすい環境ができあがります。

上昇しやすい環境ができあがると、
逆張りで売ってくる人達が更に減って、
新規の買いも入ってくるので、
それがブレイクへつながっていきます。

 

今回紹介している手法も
この特性を利用して、
トレードをしていきます。

 

では、この後の動きを見てみましょう。

 

ブレイクして伸びていきました。

ゴールドの場合、ボラティリティがあるので、
ブレイクをすると、
そのまま大きく上がる事が多いです。

多分、ゴールドをトレードしている人であれば、
この通貨の爆発力を十二分に知っていると思います(笑)

 

また、このブレイクを狙う時は、
なるべくはっきりした形を狙うのがポイントです。

はっきりした形が出ることで、
誰が見てもその高値が意識されているとわかるので、
多くの相場参加者が同じ行動を起こしやすいからです。

 

同じ行動を起こしやすいという事は、
それだけブレイクする確率も上がるので、
なるべくはっきりした形を狙うのが
失敗しづらくなるコツです。

 

高値の揃う位置はどこまで見るか?

今回お伝えしているブレイクの手法では
2回目以降の高値更新を狙うのですが、
高値の位置が微妙にずれることがあります。

例えば、以下のような感じです。

 

この画像を見ると、
左側の高値よりも右側の高値の方が上にいます。

ただ、右側の高値は上ヒゲになっていますよね。

こういう場合は、トレード対象になります。

 

なぜなら、ヒゲになったという事は、
高値を更新しようとしたけど、
失敗した合図になるからです。

 

よって、これを見た相場参加者は、

「この高値の場所が意識されているんだな」

と認識します。

 

これによって、
逆張り売りのポジションがより多く溜まって、
ブレイクをした時に大きく動きやすくなります。

 

そうなれば、ダマシが起きる確率が減って、
利益も伸ばすことができます。

その為、高値の位置がずれても、
ヒゲになった時はエントリーを狙っていきます。

関連記事:FXはローソク足のヒゲを意識するだけでトレード精度が上がる

 

次の高値が揃っていない場面は
以下のようになります。

 

この場合、左側の高値よりも
右側の高値の方が上にいますよね。

しかも、右側の高値が少しですが、
ローソク足の実体で
左側の高値を抜けています。

 

こういう場合は、
高値を更新してブレイクと見なすので、
次にこの位置まで来たとしても
エントリーはしません。

 

こういう中途半端な高値更新をすると、

「これはすでにブレイクをしている」

と考える人と、

「まだブレイクをしていない」

と考える人が出てくるので、
相場参加者の目線にズレが出てきます。

 

この状態でもう一度同じ場所に来ても、
大きなブレイクが起きにくいので、
トレードをしたとしても、
あまり伸びずに戻ってくる事が多いです。

 

その為、実体で高値を更新したような場合は、
今度はそこが最高値の基準になります。

そしてその位置から2回目以降の高値更新を狙います。

 

今回の場面だと、
基準の位置が変わった後の動きを見ると、
同じ場所にもう一度レートが来た時に
実体でブレイクしていますよね。

 

こうなったら、
今度はこの位置が最高値の基準になるので、
ここから2回目以降の高値更新を狙っていきます。

 

また、ブレイクを狙う基準の高値に
ほんの少し届かずに下がる場合も出てきます。

例えば、以下のような感じです。

 

こういう場合、

・左側の最高値でブレイクを狙ってくる人
・右側の高値でブレイクを狙ってくる人

この2種類の相場参加者に分かれるので、
ブレイクのタイミングがずれて
中途半端な動きになりやすいです。

 

その為、
この場面ではブレイクをしていますが、
トレードは見送ります。

 

ただし、
基準となる高値の位置に届いていなくても、
その場所がキリ番の時はトレードをしていきます。

例えば、この画像で右側の高値が
キリ番で反発していたとしましょう。

 

この時に、左側の高値を見ると上ヒゲになっていますよね

 

つまり、
左側の高値ではキリ番が相場参加者に意識されて
下落したということになります。

キリ番は全ての相場参加者に意識されて
レジスタンスとして機能するので、
こういう場合はトレードをしていきます。

 

以上が、高値の位置に関する
エントリーの基準になるのですが、
まとめると、

・高値の位置が揃っている状態
・位置がずれていてもヒゲになっている状態
・位置がずれていてもキリ番で反発している状態

この3つだけを意識して
ブレイクを狙っていけば大丈夫です。

 

エントリーの仕方

環境認識とエントリーすべき形がわかったら、
最後はエントリーの仕方になります。

 

このブレイク手法でエントリーをする時は、
1時間足と5分足に移動平均線を加えます。

移動平均線なしでも出来るのですが、
チャートを読む力が必要になります。

 

ここの判断をできる限り簡単にする為に、
移動平均線を使います。

そして、使う移動平均線はSMA20です。

これを1時間足と5分足に表示させます。

 

この状態を作った上で、
ブレイクで狙う形を1時間足で作ったら、
エントリーの大前提として、
1時間足のMAで反発したのを確認します。

例えば、以下のような感じです。

 

この状態を作ったら5分足へ変えて、
エントリーを狙っていきます。

5分足の場合は、
3パターンのエントリー方法があります。

 

まず1つ目が、
MAで反発を確認してから
エントリーをする方法です。

 

この方法だと、1時間足と同じ感じで
押し目を狙うような形で入るので、
一番わかりやすいと思います。

 

2つ目が、5分MAを上へ抜けてきたらエントリーです。

 

これは5分MAの反発で押し目を狙っていたけど、
反発をせずに下へ抜けてしまった後に
使うエントリー方法です。

 

この場合、少し横ばいが続いて、
下がらなくなってきた状態で、
MAの傾きが平行になってきた時にエントリーです。

イメージとしてはグランビルの法則での
エントリーです。

 

エントリータイミングはローソク足の確定足が
MAを上へ突き抜けてからです。

 

3つ目が、MAを使わずに
チャートの形状からエントリーをしていく方法です。

 

例えば、上記のチャート画像では、
5分足で短期的に上昇トレンドを作ってから、
押し安値まで下がってきていますよね。

 

そしてこの場所で
ダブルボトムを作って反発し始めています。

 

このように、
サポートライン上などで反転の合図を出したら
エントリーをしていきます。

 

エントリータイミングは主にこの3つになります。

 

決済方法について

エントリーをしたら、
次は決済になります。

しかし、ここに関しては、
利食いや損切りの幅の感覚が
その人によって変わります。

その為、自分に合った値幅を決めて
トレードをするのが一番です。

 

参考までに、
私の場合について、
簡単に解説をしていきます。

 

まず、私の場合は、

・損切り:-50pips
・利食い:+100~200pips

となっています。

 

ゴールドの場合は
ボラティリティが大きいので、
決済の値幅も大きめに取っています。

 

まず、損切りですが、
今回のトレード方法だと、
エントリーは押し目で入ってきます。

その為、損切りの位置を
直近の安値を下へ抜けた場所に設定します。

 

この時の損切りの値幅が
50pips以内に収まる事が多いので、
私はこの値幅にしています。

次に利食いですが、
このトレード方法でブレイクをすると、
大きく伸びることが多いので、
利食いは最低でも100pipsは狙います。

 

あとはその時の相場状況によって
伸ばせそうであれば、
最大200pipsまで伸ばしていきます。

 

また、このトレード方法では、
建値決済を使っていきます。

特に、
エントリー後に少しでもブレイクをしたら
ストップを建値に移動します。

 

なぜなら、
ブレイクの場合はダマシが起きやすいからです。

このダマシが起きた時に
損切りになるのを回避する為に
少しでもブレイクをしたら
ストップを建値に移動します。

 

このトレード方法だと、
ブレイクをする前にエントリーをするので、
ブレイクのポイントに来た時は、
大体含み益が30~50pips以上乗っている事が多いです。

このぐらいの含み益があれば、
建値で逃げることができます。

そうすれば、余計な損も防げるので、
これが勝率の底上げにつながります。

 

トレードをする時間帯

ブレイクを狙う時は、
トレードをする時間帯も重要です。

私の検証と今までのトレード経験からだと、
トレードをする時間帯は、
16時以降だと勝率が高くなります。

 

やっぱり欧米時間の方が動きがいいので、
ブレイクをした時も利益が伸びやすいです。

 

一応、午前中でも使えるのですが、
大きく動いたり、
動かなかったりして不安定なので、
無理にやる必要はないです。

関連記事:FXには時間帯で動きに特徴が!その際のトレードの注意点とは?

 

実際のトレード例

では最後にまとめとして、
私がこの方法で最近おこなった
トレードを解説していきます。

 

まず、トレードをしたのは3月13日です。

この時の4時間足を見てみると、
以下のようになっていました。

 

全体の流れが上昇トレンドで、
直近の流れも上昇トレンドです。

 

また、高値の位置を見てみると、
ちょうど2回目の高値更新に
挑戦しようとしている状態でした。

 

よって、環境認識とチャートの形両方が
条件に当てはまっていたので、
1時間足でチャートを見ていました。

その時のチャートが以下になります。

1時間足

 

この時点で1時間足のMAで反発をしているので、
エントリーをする形になっていたのですが、
ブレイクのポイントまで130pips以上離れていました。

これだとブレイクポイントまで距離がありすぎるので、
100pips以内の距離に来るまで待つ事にしました。

 

では、その次のローソク足を見てみましょう。

 

結構上がってきて、
この時点でブレイクポイントまで70pipsぐらいでした。

こうなると、エントリーが近くなるので、
5分足へ変えて、
エントリータイミングを探っていきます。

この時の5分足が以下のようになっていました。

 

かなりいい位置にいました。

ここからエントリーをしていくとなると、
1つ目がMAで反発をしてからです。

 

そしてもう1つが、
押し安値まで下がってきて、
反発をし始めたらエントリーです。

 

この2つのエントリー方法を頭に入れて、
チャートを見ていたところ、
次のようになりました。

 

MAで反発をせずに下がってしまいました。

こうなると、
押し安値での反発を狙っていきます。

 

では、ローソク足を少し進めてみます。

 

今度は押し安値まで下がらずに
上がっていってしまいました。

この時にMAを上へ抜けたので、
もう1つのエントリーパターンが
使えなくもないのですが、
それを使うなら、
もっともみ合いが続いてからです。

 

だから、ここではエントリーを我慢して、
しばらく様子見をしていたところ、
以下のようになりました。

 

しばらくもみ合った後に
直近の安値で下げ止まって、
MAを上へ抜けそうな形になりました。

 

もし、次のローソク足で、
MAを上へ抜けてくるようなら、
エントリーをしていきます。

それでは、次のローソク足を見てみましょう。

 

微妙過ぎる上ヒゲ陽線が出ました(笑)

これだとまだエントリー出来ないので、
次のローソク足を見てみましょう。

 

今度は上ヒゲ陰線が出ました。

少しエントリーが遠のいてしまったので、
もう少しローソク足を進めてみましょう。

 

更に下がっていってしまいました。

この時点でこの日はエントリーがないかもと感じました。

一応、押し安値までは下がってきているのですが、
ダブルトップを作っているので、
ここから入るのは少し怖い部分があります。

 

エントリーをするにしても、
MAを上へ抜けてくれないと無理です。

その為、少し様子見をしていたら、
以下のようになりました。

 

急にエントリーができそうな形になりました。

もし次のローソク足がMAを上へ抜けてくるようだと
そこでエントリーになります。

では、次のローソク足を見てみましょう。

 

MAを上へ抜けてきたので、
次のローソク足でエントリーです。

損切りは-50pipsなので、
その位置へ設定するとかなり微妙な位置でした。

 

本当は直近の安値を下へ抜けた場所に
設定をしたかったのですが、
それだと90pipsぐらいになってしまうので
損切り幅が大き過ぎました。

だから、仕方なく50pipsの位置で設定しました。

 

それに、ここから下がったとしたら、
トリプルトップを作って
そのまま下がっていくと思ったので、
最初の損切り位置のままにしました。

 

そして利食い位置ですが、
ブレイクポイントは
その時のゴールドの最高値だったので、
ここを上へ抜けたら大きく伸びると考えていました。

その為、2970のキリ番の手前の
+200pipsを目途に考えていました。

 

では、この後の動きを見てみましょう。

 

エントリー後は順調に上がってくれて、
ブレイクポイントまで来たので、
ダマシで損切りにならないように、
ストップを建値に移動しました。

 

それでは、この後の動きを見てみましょう。

 

ブレイクして大きく伸びていきました。

200pipsも取れたので十分だと思っていたのですが、
その後に更に700pips以上伸びていったので
利益を取り逃した気分になりました(笑)

 

さすがクレイジーゴールドですね(笑)

伸びると半端ない動きをします。

 

以上が、ゴールドで使える、
失敗しにくいブレイクアウトの手法になります。

 

今の所、私がこの手法を使っている感じでは、
勝率が60~70%の間なので、
ブレイクにしてはかなりいい方だと思います。

ただ、この勝率は私が徹底的に検証をして
実践経験も積んで磨き上げた結果です。

 

恐らくこの内容を読んだだけで
手法をそのまま真似しても
勝率は50%前後だと思います。

だから、使うにしても、
まずは検証をして、
自分がどれくらいの相場観なのかを
確認してからでお願いします。

 

為替の場合もこの手法は使えるの?

今回はゴールドでの
失敗しづらいブレイクアウトの手法を
お伝えしたのですが、

「ドル円とかの為替の通貨はどうなの?」

なんて思ったかもしれません。

 

ここに関しては、
私の検証結果だと、
為替ではあまりいい結果は出ていません。

ブレイクを狙う場合、
初動で大きく動かないと効果が薄いです。

 

為替だと、ゴールドに比べると、
ボラティリティが低いので、
そこまで大きく伸びない傾向があります。

ですから、この手法を使うなら、
基本はゴールドだけでトレードをするのが
一番効果があります。

 

狙うならブレイク後の押し目買いや戻り売り

為替でブレイクアウトを狙うなら、
基本はブレイク後の押し目買いや
戻り売りが一番効果的です。

 

なぜなら、例えば、
上にしっかりブレイクをしたことで、
売っていた人達は、

「もうこれ以上、売れない」

と判断するし、
買いを狙っている側からすると、

「戻ってきたら買いたい」

という心理が働くので、
目線が一気に買いに傾くからです。

 

だから、ブレイクアウトが起きて、
買いと売りの決着がついてから
押し目買いをした方が、
ダマシにあう確率をグッと減らせます。

 

もし、ブレイクアウトが起きて、
そのまま伸びて行ってしまったら、
それは諦めるしかありません。

それでも、
為替だと大体の場合は戻ってくるので、
トータルで見れば、
押し目買いや戻り売りの方が
トレード内容は安定しやすいです。

 

逆にゴールドになると、
一度動き出したらその方向へ
ひたすら伸びる傾向があるので、
今回お伝えした手法を使った方が
私の経験上ではチャンスは多いです。

 

ブレイクアウトが失敗しやすい理由

ここまで、
ブレイクアウトについて、
色々お伝えしてきましたが、
そもそもの話、

「なんでブレイクって失敗しやすいの?」

って思ったかもしれません。

 

その主な理由は、
売りと買いの思惑がぶつかって
値動きが不安定になるからです。

 

例えば、強いレジスタンスで
以下のように
もみ合っていたとしましょう。

 

ここでは、

「レジスタンスラインで反落する」

と考えて売ってくる人と、

「レジスタンスラインをブレイクする」

と考えて買ってくる人が
攻防している状態です。

 

ただ、ブレイクアウトが起きるには、

・売っている人の損切り
・新規の買い

といった2つの買いパワーが必要です。

 

しかしながら、これらの買いは、
レジスタンスを
はっきりと抜けた場所に入っています。

 

その為、レジスタンスを
少し抜けたぐらいでは、
この2つの注文が入らないので、
それがダマシになりやすいのです。

 

因みに、私の検証によると、
ブレイクアウトの勝率は30%前後です。

もちろん、ブレイクの場合、
損切り幅が1に対して、
利食い幅が5は狙えるので、
トータルではプラスになりますが、
精神的に耐えられないことが多いです。

 

しかもブレイクアウトの場合、
ダマシが頻繁に起きて、
失敗しやすいので、
あれがイライラするんですよね(笑)

 

ブレイクは大口投資家にも狙われやすい

基本的にブレイクアウトを狙う場所って
誰が見ても

「ここを抜けたら大きく動くだろうな」

という場所になりますよね。

 

しかし実は、このような場所って
大口投資家が狙っている事が多いです。

 

例えば、強いサポレジや
キリ番でのブレイクを狙って
トレードをする事が多いですが、
この辺りは損切りが溜まっている事が多いです。

その為、大口投資家が
わざと一旦ブレイクさせて、
損切り注文を吐き出させます。

こうすることで、
自分達の新規ポジションを
保有していくのです。

 

それによって、
ブレイクの伸びが止まってしまい、
そこから大きく反転して
ダマシとなっていくのです。

ですから、
ブレイクを狙う場所というのは
大口投資家がそれを逆手にとって
狙っている場所でもあるのです。

関連記事:FXで大口投資家はどこを狙ってくる?大衆心理から考えてみた

 

まとめ

今回は、
失敗しづらいブレイクアウトの手法を紹介しながら、
ブレイクの特徴についても簡単にお伝えしました。

 

ゴールドだとブレイクはかなり効果がありますが、
為替だと私の検証結果ではそれほどいい結果は出ていません。

その為、為替をメインにトレードをしているなら、
押し目買いや戻り売りが一番勝率が良くて
利益も伸びやすいです。

 

もし、押し目買いや戻り売りをしていて、
その精度を上げたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

押し目買いの特徴や、
売りと買いの違いについて解説をしています。
FXは売りと買いでタイミングが変わる?その理由は?

FXで反転しやすい押し目と反転しにくい押し目の形とは?

 

 

 


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