【危険】FXで発狂する人を笑っていた私が発狂側へ落ちた話

 

FXで自分の思うような結果が出ないと、
そのやるせない気持ちを埋めるために
つい自分より悲惨な人を
探してしまうものです。

 

実際に過去の私も、
FXで失敗して発狂をしたり、
気が狂ったような人を見ては、
笑いながらも、
どこか安心する気持ちがありました。

 

でもこれをやってしまったことで、
私も同じ末路をたどって
遠回りした経験があります。

 

そこで今回は、
FXで発狂する人を笑っていた私が
同じダークサイドへ墜ちた話を
お伝えしていきます。

 

FXで失敗して発狂している姿は面白い

正直なところ、
FXで失敗して発狂している人の姿って、
どこか面白いものがあります。

 

・恐怖
・絶望
・歓喜

といったように、
人間の本能が見れて、
ドラマのような感じで
エンタメ性が高いですよね。

正にリアルカイジです(笑)

 

こういうのを見ると
つい目が離せなくなるんです。

 

例えば、エントリーをする前は、

「一目均衡表が○○だから買い」
「直近高値が○○だから売り」

みたいに、
色々それっぽい事言ってるんですけど、
いざエントリーしたとなると、
含み益が5pips乗っただけで、

「うおー!!俺って天才かよ!」
「よっしゃーーーー!!!」

とか発狂しまくりなんです。

 

しかも、

「この安値割ったら損切り!」

みたいに言ってるんですけど、
実際にその場面に来ると、
全然損切りできなくて放置したり、
ナンピンしたりするんです。

 

それでレートが戻ってきて、
含み損が消えたら、

「よし!一回逃げるぞ!!」

と建値決済。

 

そしたら、決済したあとに
そのまま順行して、

「なんだよー!!」
「やっぱり持っておけばよかった!」
「ふざけんなよ!!!」

とか発狂しまくりで、
もうめちゃくちゃなんです。

 

そもそも、FXで損切りできずに、
レートが戻ってきたら建値決済って、
FXではNGパターンです。

 

そして、
極めつけは強制ロスカットした時。

 

最初は

「105円割ったら損切り!」

なんて公言してるんですけど、
いざ逆行されて損切りポイントまで来ると、

「頼む!戻ってくれぇぇぇぇ!!」

って発狂です。

 

でも結局、レートが戻らずに、
そのまま逆行して強制ロスカット。

 

この時の発狂具合は凄くて、

「なんでだよー!!」
「ふざけんなよー!!!」

と叫びまくりなんです。

 

しかも、
その時にガンガン机を叩いたり、
マウスを画面に叩きつけたりと、
普段では絶対にしない行動をします。

 

こういうのを見ると、
面白がって目が離せなくなるのですが、
実は見ている側にとっても
いい影響はないんですよね。

 

特に自分がFXで勝てていない状況で
こういうのを見ると、
変な安心感を持ってしまい、
逆効果になることが多いです。

 

発狂している人を見て安心する心理と罠

FXで勝てていない時ほど、
他人の失敗を見ると
安心をしてしまうんですよね。

「自分より下がいる」と感じることで、
どこか救われたような気分になり、
心が少し軽くなる。

 

この心理の正体は自己防衛です。

人は自分がうまくいかない状況に直面すると、
その痛みを少しでも和らげようとして、
無意識に自分より不幸な人を探し始めます。

 

FXも同じで、
自分が上手くいかない現状から
現実逃避をするかのごとく、
損切りできずに発狂する人を見て、

「自分はあそこまでひどくない」

と思うことで、
心のバランスを取ろうとします。

 

しかし、
この安心感が危険な罠なんです。

他人の失敗を見て安心している時点で、
自分の成長は完全に止まっています。

 

なぜなら、

「自分はまだマシ」

という思考が、
現状を正当化してしまうからです。

 

そうなると、
トレードで負けても、

「まあ、あの人よりはマシか」
「自分はそこまでひどくない」

と無意識に言い訳を探すようになって、
負けた原因などを分析せずに
そのまま放置しやすくなります。

 

そして、
負けトレードを分析する努力よりも、
誰かの発狂動画を見て
安心することを優先してしまう。

その結果、同じ失敗を繰り返し、
気づいた時には
自分も同じ側に立っているんです。

 

つまり、
人の発狂を見て安心している人は、
すでに発狂側予備軍なんです。

 

この安心は、麻薬みたいなもので、
一瞬は気持ちが楽になりますが、
確実に自分の成長を蝕んでいきます。

 

だからこそ、
他人の失敗を見て
安心していると感じた瞬間こそ、
自分が危険な場所にいると
気づくことが大切です。

 

昔の私もこの心理にハマり、
笑う側のつもりで見ていたのに、
いつの間にか
笑われる側に立っていました。

 

私も同じ罠にハマり1000万を失いました

FXで勝てなかった頃の私も
自分が上手くいかない現状を
直視したくなくて、
他人の発狂を見ては
安心感を得ていました。

 

例えば、当時の私は
スキャルピングをしていたのですが、
ポジポジ病や
リベンジトレードが多発して
資金を溶かし続けていました。

 

そんな状態にも関わらず、
他人が失敗して発狂しているのを見ては、

「俺はこの人ほど酷くない」
「まだ俺の方がマシだから大丈夫」

なんて、自分で自分を安心させていました。

 

だから、
自分の負けを分析しないまま
ひたすらトレードをしていたので
当然勝てるわけもありません。

 

しかもこの時は
ルールなんてものはなく、
ただ感情でトレードをしていたので
損に損を重ねていました。

 

それでいて、
大きく負けた時なんかは、
また他人の失敗している姿を見て
勝てない現実から目を背けていました。

 

こんなことを繰り返す内に、
どんどん資金は減っていき、
しまいには20分で
100万を失うようなことをして

「うわー嫌だー!」

なんて発狂していました(笑)

 

更には、
怒りでパソコンのマウスを投げて
モニターを破壊したり、
ボールペンで自分の腕を刺して
自傷行為をしたりしていました。

 

結局、発狂している人を見て
笑っていた私自身が発狂側へ落ちて
1,000万以上の損失を出しました。

 

もし、私の失敗談について
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

笑う側は笑われる側になる

FXで他人の失敗を笑っていた頃の私は、

「自分はあんなふうにはならない」

と思い込んでいました。

 

でも今振り返ると、
その時点で既に
同じ思考回路をしていたんです。

発狂している人を見て笑うということは、
感情でトレードをしている人を見下しているだけで、
本質的には同じ場所に立っているということ。

 

人を笑うことで、
一時的に自分が優位に立ったような
気分にはなりますが、
その優越感は長く続きません。

 

むしろそれが油断を生み、
“自分は大丈夫”
という慢心に変わります。

 

FXの世界では、
トレードに”絶対”が存在しないので、
慢心が命取りになります。

昨日まで勝っていた人が、
今日には一瞬で
資金を飛ばすことだって普通にあります。

 

そして恐ろしいのは、
自分が笑っていた行動と同じことを、
気づかぬうちに自分もしていること。

 

・損切りをすると言いながらずらす
・負けが続いてリベンジトレード
・怒りで発狂する

気づいた時には、
自分が笑っていた人と
全く同じ行動をしていました。

 

しかも私の場合、
FXで1,000万以上を失った上に、
勝てるようになるまでに
余裕で5年以上かかりました。

 

これがは正に因果応報で、
他人を見下した思考が、
自分のトレードにも跳ね返ってきたのです。

 

トレードというのは、
良いことであろうと悪いことであろうと、
結局自分がやったこと全てが、
自分に返ってくる世界なんですよね。

 

だからこそ、
誰かを笑う暇があるなら、
自分が今やるべきことへ向き合う。

その方がはるかに早く成長できます。

 

発狂側にならないためにやるべきこと

ここまでお伝えしてきたように、
他人の失敗を笑って安心しているうちは、
自分の成長は止まってしまいます。

私自身もそれに気づかず、
同じように感情に飲まれては失敗を繰り返し、
気づけば笑う側から
発狂する側へと落ちていました。

 

そんな私でも
なんとかFXで結果が出るようになったのですが、
そこから学んだ、
発狂側にならないために
やるべきことをお伝えしていきます。

 

トレード記録を取って見返す

まずやるべきことが
トレード記録をしっかり取って、
それを見返すことです。

 

これは冷静になって考えれば
当たり前のことなのですが、
FXで負け続けている時って
どうしてもこの現状から
目を背けたくなるんですよね。

 

例えば、先程お伝えしたように
私も負けが続いていた時に
自分の負けを直視するのが嫌で
トレード記録すら取らずに
他人の失敗を笑って見ていました。

 

だから、自分のトレードが
どんな時に負けやすくて、
どんな時に勝ちやすいのかを
まったく把握していませんでした。

 

そのせいで、
常に感情でトレードをし続けてしまい、
資金を何度も溶かしていました。

 

この時に、
トレード記録をしっかり取って
見返していれば、
1,000万ものお金を
失うことはなかったはずです。

 

実際にトレード記録を取って
ちゃんと見返すようにしてからは、

・なぜ負けたのか?
・なぜ勝てたのか?

といったことが明確になり、
少しずつトレード結果が
安定していきました。

 

そのため、
まずはトレード記録を取って、
自分のトレードの特徴を掴むことが、
負け続きの状態から
脱出するための第一歩になります。

 

もし、トレード記録の取り方について
よくわからない場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXで勝てるようになる為のトレード日記の書き方と分析方法

 

トレードルールを作り込む

FXで勝てるようになるには、
自分に合ったトレードルールが必要です。

特に最初の内は、
ルールがないと
感情でトレードをしてしまい、
負ける確率が高くなります。

私もFXで大損した時は
ルールなんて全然なかったので、
ただ感情でトレードをするのみでした。

 

そしたら案の定、
値動きに翻弄されて
大きく動いたら
飛びつきエントリーをしてしまう。

 

損切りになれば、

「ここから反転するのでは?」

なんて思ってしまい、
すぐに再エントリーをする。

 

でも、
また逆行されて損切りになると、
怒りでリベンジトレードをして
損失を重ねてしまう。

こんなことを永遠と繰り返して、
ただ資金を溶かす毎日を
送っているだけでした。

 

逆に、ルールを作り込んでからは、
感情でのトレードが大きく減り、
それに伴って、
ポジポジ病やリベンジトレードも
少なくなっていきました。

 

しかも、ルールができあがることで、

「負けても取り返せる」
「続ければトータルでプラスにできる」

という自信もついたことから、
損切りになっても
激しい怒りや苦痛が沸かなくなりました。

 

その結果、
トレード内容が安定していき、
少しずつですが、
思うような成績も出るようになりました。

 

だから、
トレードルールをしっかり作り込むことも
発狂する側にならないためには
大切なことになります。

 

もし、ルールの作り方がわからずに
迷っているような場合は
以下の記事も読んでみてください。
手法迷子を脱出!FXで自分にピッタリな勝てるルールの作り方

 

自分に合ったロットでトレード

FXで失敗して
発狂する側にならないためには
自分に合ったロットで
トレードをすることも大切です。

 

いくらトレードルールを作っても、
自分の精神的許容値を超えたロットで
トレードをしてしまえば、
損切りができなくなったり、
すぐに利食いをしてしまったりと、
ルールの優位性を壊してしまいます。

 

FXをしていると、
早く大きく稼ぎたい気持ちから、
1回のトレードで
自分が欲しい金額を基準にして
ロットを決めがちです。

 

ですがこれをやると、
大体は自分の精神的許容値を超えた
ロットでトレードをすることになるので、

「どこまでの損失を許容できるのか?」

というのをまずは基準にして
ロットを決めるべきです。

 

実際に過去の私も、
勝てるルールを作った後に
自分が欲しい利益を基準にして
ロットを決めてトレードをし始めました。

 

そしたら、
損切りになりそうになると
損切り注文外して放置したり、
ナンピンをするようになりました。

逆に利食いに関しては、
本来の利食いポイントまで我慢できずに
決済をすることが多くなりました。

 

こういった行動のせいで、
せっかく作ったルールの優位性を壊してしまい、
全然勝てなくなった経験があります。

 

だから、
まずは余計なことをしないようなロットで、
トレードをしていくことが重要です。

ルール通りにできる癖がついて、
トレード結果が安定してくれば、
勝手にロットは上がっていくので大丈夫です。

 

もし、ロットの上げ方や
リスク管理について知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

 他人の勝ちや負けを見ない

FXで発狂する側にならないためには、
他人のトレードを見ないことも大切です。

例えば、SNSを見ていると、

「今日も5万円の利益!」
「1週間で口座が2倍になりました!」

といった投稿をよく見かけますよね。

 

最初のうちはそれを見て、

「すごいな。自分も頑張ろう」

と刺激を受けるかもしれません。

でも、
FXでまだ結果が出ていない時期に
他人の勝ちを意識すると、
トレードの軸が
自分から他人にズレやすくなります。

 

例えば、私が陥ったのは、
他人の爆益を見た時に、
焦りや羨ましさが生まれ、
自分のペースが崩れました。

 

「自分ももっとトレードしなきゃ」
「この人が勝ってるなら自分も今入らないと」

こうやって思ってしまい、
自分が本来すべきトレードを無視して、
感情トレードに陥っていきました。

また、他人の負けを見て安心することでも、

「自分の方がマシだな」

なんて思ってしまい、
現状に甘んじて成長が止まっていました。

 

こういった
他人の情報に振り回されることで、
自分のトレードがどんどん崩れていき、
逆に迷走した経験があります。

 

ですから、
もし他人の情報に振り回されて
感情が乱れていると感じているなら、
SNSなどの情報は
思い切って遮断した方がいいです。

その分、自分のトレード記録や
検証に時間を使った方が、
確実に成果は早く出ます。

 

FXは全て自分へ矢印を向けること

FXというのは、
最終的に自分で決めて、
自分で責任を取る世界です。

 

エントリーの判断も、
損切りの決断も、
利食いのタイミングもすべて自分。

そこに他人が入り込む余地は
どこにもありません。

 

にもかかわらず、
誰かの勝ちを見て焦ったり、
負けを見て安心したり、
自分のトレードに他人の感情を重ねてしまう。

しかし、それをやっている限り、
いつまでも前に進めずに
逆に遠回りすることも多くなります。

 

私自身も、
FXで思うような結果が出ていない時は
周りが気になって仕方なかったです。

 

全く知らない他人のSNSやブログを見ては、

「この人みたいに勝ちたい」
「自分の方が上手くやれてる」

こんな比較ばかりしていて、
いつの間にか自分すべきトレードから
どんどん遠ざかっていきました。

 

でも、そんなことばかりをして
資金を溶かし続ける自分に嫌気がさして、
他人を気にすることを辞めました。

 

そして、
自分が今やるべきことだけに
集中するようになってから、
やっと少しずつ結果が安定していきました。

 

結局、FXは自分との戦いです。
矢印を他人に向けている限り、
いつまでも感情に振り回されてしまう。

だからこそ、負けても勝っても、
すべての矢印を自分に向けること。

 

それが発狂する側から抜け出し、
1日も早く勝てるようになるための
一番の近道です。

 

まとめ

FXで他人を笑ったり、
発狂している人を見て
面白がっている内は
自分も同じ状況に陥りやすくなります。

 

私もこれをやったせいで
余計な損失を出したり、
成長スピードが止まったりと、
遠回りになることばかりでした。

 

結局、FXというのは
全て自己完結の世界なので、
そこに他人が入り込む余地はありません。

だからこそ、
1日も早く勝てるようになりたいなら
自分のことだけに集中して
トレードへ取り組んでいくことが一番です。

 

Visited 15 times, 1 visit(s) today

P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。