FXのトレードにおいて売買回数は、
「多ければ多いほど良い」
と思っている人が
結構な数いるのですが実は逆です。
多ければ多いほど、
損をする機会も増えるので、
その分リスクが高まります。
ただ、デイトレの場合、
少なすぎても
資金はなかなか増えていかないので、
ある程度の回数は必要になってきます。
「じゃあ、1日に売買回数は
どのくらいあればいいの?」
と聞かれると、
これに対する答えも少し迷ってしまいます。
なぜなら、
トレードスタイルによって、
1日の売買回数も違うからです。
そこで今回は、
デイトレの1日における売買回数を中心に、
スキャルピングやスイングトレードの
売買回数についても、
私の考えをお伝えしていきます。
デイトレの売買回数
まずは今回のタイトルにもあるように、
デイトレの1日の売買回数について
私の考えをお伝えしていきます。
ただ、デイトレの場合、
一言でデイトレとはいっても、
時間軸が変わってきますよね。
そこで今回は、
デイトレで主要な時間軸である、
・15分足
・1時間足
・4時間足
この3つの時間軸に対しての
売買回数をお伝えしていきます。
15分足のデイトレ
15分足でのデイトレの場合、
売買回数は
1日に0~3回程度が平均ですかね。
もちろん、手法にもよるのですが、
押し目、戻し目を狙うような場合、
大体、このぐらいの売買回数になります。
もし、ブレイクや逆張り手法など、
複数の手法を持っている場合は、
更に売買回数は増えていきます。
また、複数通貨を
トレード対象にしている場合も、
その分、トレード回数が増えていくので、
意外に忙しくなることもあります。
1時間足のデイトレ
1時間足のデイトレになると、
売買回数は
1日に0~1回がいいところですかね。
1時間足の場合、値動きがゆっくりで、
値幅も大きくなるので、
意識される場所に来るまでに
時間がそれなりに必要になります。
そして、意識される場所に
レートが来るのが大体1日に1回です。
一方的な動きにならない限り、
1日に2回も3回も、
意識される場所にはそんなに来ないですね。
ただ、1時間足のデイトレも、
複数通貨をトレード対象にしていれば、
1日に数回の売買回数があることもあります。
それでも基本的には、
売買回数は“1日に1回あるかないか”
と考えておくのが良いでしょう。
4時間足のデイトレ
最後に4時間足のデイトレですが、
この場合、デイトレというよりも、
短期のスイングトレードに近くなるので、
売買回数としては、
2~3日に1回が平均だと思います。
私も4時間足のデイトレをしていた時は、
大体このぐらいの売買回数でしたから。
4時間足は1時間足よりも
更に値動きがゆっくりになって
値幅も大きくなってくるので、
売買回数は減ります。
ただ、その分、
1回の利益が大きくなるので、
トータルでは普通にプラスにできます。
もし、複数通貨をトレードするなら、
1日に1回ぐらいは、
トレードチャンスが来ることも多いです。
以上が、FXでデイトレをする際の
平均の売買回数の目安になります。
スキャルピングの売買回数
スキャルピングの場合、
2~3pipsの利益を細かく取っていくので、
1日の売買回数は、
100回を超える人も普通にいます。
それでも平均すると、
1日に20~30回ぐらいの人が多いですね。
しかし、注意しなければいけないのが、
ポジポジ病になるリスクがあることです。
スキャルピングの場合、
細かい利益を積み上げる必要があるので、
とにかく売買回数が多くなります。
こうなると、
「常にトレードしていないと気持ち悪い」
といった感覚に陥ってしまい、
ポジポジ病に掛かって、
オーバートレードになりやすいです。
しかも、スキャルピングだと、
・損切り:-5~10pips
・利食い:+2~3pips
といったように、
損大利小のトレードになりやすく、
1度負けるとその分を取り返すのに
2~3連勝する必要があります。
これは実際にやってみればわかりますが、
かなりキツイです。
2~3連勝してやっと
トータルでゼロになるので、
そこからプラスにもっていくには、
合計で5連勝ぐらい必要になります。
だから、余計売買回数が増えて、
ポジポジ病が加速していき、
「気づいたらガッツリ負けていた」
なんてことがしょっちゅうです。
その為、デイトレで結果が出ない内は
スキャルピングに手を出すのは止めましょう。
特にFX初心者だと、
「2~3pipsぐらい簡単でしょ」
なんて思って
安易に手を出しやすいのですが、
ほぼ確実に負けるので、
手出しはNGです。
スイングトレードの売買回数
最後にスイングトレードの
売買回数についてですが、
スイングの場合は、
日足以降の時間軸がメインになるので、
売買回数は極端に減ります。
平均的な売買回数としては、
1ヶ月に1回が良いところでしょう。
複数通貨をトレードすれば、
1ヶ月に2~3回ぐらいあるかもしれませんが。
しかも、一方的に動かれると、
ずっとエントリーできないし、
レンジ相場の中間位置にいたりすると、
更にエントリーできないので
余計売買回数が減ってしまいます。
ただし、スイングトレードの利点は
比較的簡単に結果が出やすいことです。
なぜなら、日足以降のサポートラインや
レジスタンスラインというのは、
かなり強い効き目を持っているので、
そこでだけエントリーしていれば、
勝率もそれなりに高くなるからです。
それでも私個人としては、
もし専業トレーダーになりたいなら、
あまりオススメはしません。
というのも、
売買回数が少ないとその分、
経験を積むのに凄い時間が掛かるし、
何よりもポジションを
長期保有してるのが
ツラくてストレスになります。
例えば、含み益が100pipsとか超えると
利食いしたい衝動にかられます。
でもスイングの場合、
損切りが-100pipsとかになるので、
最低でも利益を200pips以上取らないと、
トータルでマイナスになりやすいです。
だから、利益を伸ばす必要があるのですが、
FXのチャートは一方向に動くのではなく、
上下しながらジグザグに動きます。
その為、含み益が減ってしまう日も出てきます。
こうなると、
「あー、あそこで利食いしておけば」
なんて思ったりして、
意外に感情が揺さぶられます。
これがけっこう強いストレスとなって、
我慢できずに利食いをしてしまい、
“その後の大きな利益を取り逃した”
なんてことも起きやすくなります。
結果が出やすいトレードスタイルの順番は?
上記では、トレードスタイル別に
売買回数の目安について
お伝えしました。
売買回数の多さで順番をつけると、
1.スキャルピング
2.短期のデイトレード
3.中期のデイトレード
4.スイングトレード
といった順番になるでしょう。
しかし、結果を出しやすい
トレードスタイルとなると、
1.スイングトレード
2.中期のデイトレード
3.短期のデイトレード
4.スキャルピング
といったように、
全く逆の順番になります。
なぜこのような順番に
なるのかというと、
時間軸が大きくなるほど、
意識される場所が強くなるからです。
例えば、長期足になるほど、
水平線の効きが強くなるのですが、
・1分足よりも5分足
・5分足よりも15分足
・15分足よりも1時間足
・1時間足よりも日足
といったように、
時間足を意識する相場参加者が
増えていくからです。
その為、時間軸が大きくなるほど、
ダウ理論に沿った
セオリー通りの動きになり、
意識される場所も、
基本に沿った場所になりやすいのです。
つまり、
単純な押し目買いや戻り売りが
力を発揮しやすくなるのです。
更に、短期足の場合、
複数の時間足を見ながら
トレードをしていく必要があります。
例えば、5分足で
短期トレードをするなら、
15分足、1時間足、4時間足を
見ていく感じです。
このようなスタイルだと、
全体の大きな流れを見ながら
短期のトレンドを確認して
エントリーする必要があるので、
トレード自体が複雑になります。
一方で長期足になればなるほど、
複数の時間足を
見る必要がないので、
トレードがシンプルになります。
このようなことからも、
結果が出やすいトレードスタイルは
長期足の時間軸を使った
トレードになるのです。
トータルの利益はどれも大きくは変わらない
よく私のところに、
「どのスタイルが一番利益が出ますか?」
なんて質問が来るのですが、
ぶっちゃけどのスタイルであっても、
トータルの利益は似たり寄ったりです。
なぜなら、
スキャルピングであれば、
1回の獲得pips数は小さいですが、
その分、売買頻度の多さでカバーします。
1時間足以上のトレードであれば、
売買頻度は少ないですが、
1回の獲得pips数が大きいです。
15分足ぐらいのトレードならば、
この2つの中間ぐらいです。
だから、結局のところ、
トータルで取れる利益は、
トレードスタイルによって
そこまで変わるものではありません。
それよりも、
自分の性格や、
生活環境に合ったスタイルを
選ぶことが一番です。
だって、ボラティリティの低い
東京市場にしか
トレード時間が取れない場合、
スキャルピングをやったところで
チャンスはそんなに多くないです。
それであれば、
少し時間軸を長くした
デイトレードにして、
1回の利益を少し大きめに取った方が
トータルの結果は良いでしょう。
だから、自分の性格や
生活環境に合ったものであれば、
どんなスタイルであってもOKです。
むしろ、このように選ばないと、
余計なストレスが増えて、
無駄な損失が増えていくので
“自分に合わせる”
というのは物凄く大事なことです。
ただ、個人的には、
難易度の一番高いスキャルピングは
オススメしないです。
兼業で時間がない人が
スキャルピングに手を出すのですが、
ほぼ確実に負けるので。
個人的なオススメはデイトレード
デイトレ、スキャル、スイングの売買回数を、
簡単に解説してきたのですが、
個人的に一番なのはやっぱりデイトレですね。
デイトレだと、
・値幅
・ボラティリティ
・売買回数
といった部分が一番ちょうどいいです。
だから、
・経験値を適度に積める
・ポジポジ病になる確率が低い
・トレードが回数が適度
といったメリットがあります。
それでいて、
・利食い幅:+20~100pips
・損切り幅:-10~30pips程度
という感じで
損小利大のトレードができるので、
トレードの種類の中で
一番ストレスが少ないと考えています。
スキャルピングの売買回数のところで
少し書きましたが、
デイトレだと損小利大なので、
1回負けたとしても、
たった1回の勝ちで損を取り戻せる上に
プラスの損益にもっていくことができます。
実際にトレードをしているとわかりますが、
これができると精神的に余裕ができて、
変なトレードをしにくくなります。
まぁ、極めれば、
スキャルが最強なんですけど、
まずはデイトレで勝てるようにならないと、
話しにならないですからね。
だからFXで結果が出ていない間は、
15分足~4時間足のデイトレで、
訓練していくのがオススメです。
どんな人がどんなデイトレに向いている?
私の個人的な考えとしては、
・FX歴が1年以上:15分足のデイトレ
・FX初心者:1時間足以上のデイトレ
というのがオススメです。
15分足のデイトレ
FX歴が1年以上ある人の場合、
15分足のデイトレがオススメです。
なぜなら、このぐらい経験があると、
・トレンドを読む
・正しい水平線を引く
といったことが
ほぼできていることが多いので、
少し売買回数を増やして
経験値を積んだ方が
早く結果が出やすいからです。
だから、もしあなたが、
FX歴が1年以上ある状態で、
トレンドが読めて、
水平線も引けるのであれば、
15分足のデイトレがちょうどいいでしょう。
もし、15分足のデイトレについて、
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!
1時間足以上のデイトレ
一方でFX初心者の場合、
1時間足以上のデイトレが
ちょうどいいと思います。
なぜなら、1時間足以上のデイトレだと、
・トレンドを読む力が身につく
・反転しやすい水平線を引けるようになる
といったように、
FXで安定した結果を出す為の基礎を
効率良く身につけることができるからです。
もちろん、このぐらいの時間軸だと
売買回数は減ってしまいますが、
FXで結果を出す為の基礎がないのに
売買回数を増やしたところで
資金が減っていくだけです。
だから、FX初心者の場合は、
1時間足以上のデイトレが
もっとも適していると思います。
因みに、私自身も、
4時間足のデイトレによって
FXで結果を出す為のきっかけを掴みました。
もし、1時間足以上のデイトレに
興味が沸いたら、
以下の記事も読んでみてください。
⇒4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!
デイトレは売買回数が多いと失敗しやすい事も
FXのデイトレでは
売買回数が多いと
失敗しやすくなる事もあります。
なぜなら、
“トレードが雑になる”
というのがあるからです。
そもそもデイトレをする場合、
この記事の最初の方でお伝えしたように
1日の売買回数は
多くても2~3回ぐらいです。
大体が1日1回、もしくは
トレードなしというのが普通です。
それなのに、
5回も10回も売買回数があるのは
明らかにトレードが
雑になっている証拠です。
しかも、売買回数が増えるにつれて
脳が疲れていき、
判断力も鈍ってくるので、
その分、負ける確率も高くなります。
そして、負ける回数が増えてくると
負けた時の損失を取り返そうとして
また雑にトレードをしやすくなります。
こうなると、また負けてしまい、
そこから損失をまた取り返そうとして・・・
という感じで
損に損を重ねていき、
最後は大損することになります。
昔の私もデイトレなのに
1日10回とか売買回数があったのですが、
その時のことを思い返すと
明らかにトレード内容が雑でした。
ましてやFXの場合、
24時間取引ができるので、
雑にトレードをして損を重ねるほど
どんどんドツボにハマっていき
売買回数も多くなりました。
だから、
何度も資金を失っていました。
このような個人的な経験談からも、
FXのデイトレは
売買回数が多いほど
失敗しやすくなるのです。
関連記事:FXで勝ってる人のトレード回数は?多い方が勝ちやすい?
1日の目標額を決めると売買回数が増える傾向に
FXをやっていると、
多くの人たちが、
「1日に最低1000円は稼ぎたい」
なんて考えます。
だから、それを目標にして
トレードをしがちなのですが、
これをやると
売買回数が増える傾向があります。
なぜなら、
自分でノルマを決めてしまうと
それを達成するために
無理にトレードをしやすくなるからです。
これによって、
自分のエントリーポイントでもないのに
強引にエントリーをして
負けてしまいます。
そして、負けてしまうと
1日のノルマ達成が遠くなるので
更に無理にトレードをして
損を重ねていきます。
このような感じで
1日の目標額を設定してしまうと
売買回数が増えやすくなります。
FXのデイトレは勝てない人ほど売買回数が多い
FXのデイトレでは
売買回数が多いほど、
トレードが雑になって
負けやすくなります。
これはFXで勝てない人ほど
当てはまる傾向があります。
FXで勝てていない時って、
「トレード回数が多いほど勝てる」
なんて思いがちなのですが、
実際は真逆で、
回数が多いほど負けやすくなります。
ここを勘違いして
デイトレをやっている人が多いです。
「でも”デイトレード”って言うぐらいだから
1日に何回もトレードがあるものでしょ?」
なんて思うかもしれませんが
現実はそんなことないです。
スキャルピングなら、
毎日トレードがないと厳しいですが、
デイトレードとなると
そういう訳でもないんですよね。
ここにジレンマを感じて、
無理に毎日トレードをして
勝てない人が多いです。
売買回数を絞ることがFXでの結果につながる
デイトレで売買回数が多いと
逆に損をする確率が高くなります。
もちろん、
ルール通りにトレードをして
売買回数が多いのであれば
特に問題ないのですが
ほとんどの場合、そうではありません。
むしろFXで
安定した結果を出すには
売買回数を絞った方がいいです。
なぜなら、売買回数を多くすると
勝つ機会が増えるのですが、
負ける機会も同時に増えるからです。
それよりも、
自分のトレードルールに沿って
ピンポイントでトレードをした方が
勝率も良くなって、
結果も安定しやすくなります。
何よりも売買回数を絞ると
脳の疲労も少ないので
判断力の低下を防ぐことができて、
雑なトレードを減らせます。
実際に私も今は
15分足のデイトレがメインですが、
売買回数は1日に1回、
多くても2回です。
チャートが動かない時は
1日トレードしない事も普通です。
売買回数が多い時の対策方法
もし、FXでデイトレをしているのに
明らかに売買回数が多くて、
負けているような場合は、
・デイトレの時間軸を変える
・トレード時間を限定する
・資金量を減らす
という対策方法を
使ってみるといいと思います。
デイトレの時間軸を変える
FXの場合、
デイトレとはいっても
・15分足のデイトレ
・1時間足のデイトレ
・4時間足のデイトレ
といったように、
いくつか種類があります。
その為、今現在、
売買回数が多くなっているなら、
時間軸を1つ大きくして
トレードをするのがいいでしょう。
例えば、今15分足のデイトレで
売買回数が多くなっているなら
1時間足のデイトレにするなどです。
こうやって時間軸を大きくすることで、
トレードチャンスが減るので、
必然的に売買回数も減っていき
トレード結果も安定してくるはずです。
実際に私自身も、
売買回数が多くて
ポジポジ病になっていた時に
4時間足のデイトレに変更しました。
そしたら、
売買回数が一気に減って
トレード内容が安定し、
FXで結果を出すきっかけを
つかむことができました。
因みに、私の中では
デイトレはレベル別に
使い分けるのがいいと思っています。
これについて、
もう少し詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXのデイトレでやりやすい時間足は?見る時間足をレベル別に解説
トレード時間を限定する
売買回数が多い場合、
トレードをする時間を
限定するのもオススメです。
FXの場合、
24時間市場が開いているので
いつでもトレードができます。
これが売買回数を
多くする要因にもなりえます。
その為、トレードをする時間を
・午前中だけ
・午後だけ
といったように限定して
それ以外はチャートを
見ないようにするのです。
これをやることによって、
必然的に売買回数が減るし、
何よりもFXに生活が
振り回されるのを防ぐ事もできます。
特に日中仕事をしている場合は、
トレード時間を帰宅後だけに絞った方が
仕事中に余計な事を考えなくて済むので
仕事もトレードも集中できます。
実際に私自身も、
“トレードは欧州時間以降”
と決めた途端に
売買回数が減って
トレード内容も安定しました。
何よりも、
午前中の時間が空いたことで、
・検証をする
・運動をする
・違うことを勉強する
など、自分の時間ができました。
これによって、
精神的にも余裕ができて
トレード結果がより安定しました。
ただし、やみくもに
トレード時間を決めるのではなく、
トレード記録をチェックして、
勝ちやすい時間帯を確認しましょう。
そして、勝ちやすい時間帯だけで
トレードをするようにするのです。
そうすれば、
トレード回数を絞りつつ、
トレード結果も出ますから。
関連記事:FXで検証をする際は時間帯別収支を出すと手法の癖がわかる!
資金量を減らす
3つ目の対策としては、
資金量を減らすことです。
資金量を減らしてしまえば、
同時に何通貨も
ポジションを保有することが
できなくなります。
売買回数が多い人は
同時に何通貨もポジションを
持っている人が意外に多いです。
ですから、
あえて資金量を減らすと、
売買回数も減って
トレード内容が安定するでしょう。
もし、資金量を減らして、
取引通貨も絞る場合は、
通貨別の収支もチェックして
「どの通貨が勝率が良いか?」
というのも確認しましょう。
適当に通貨を減らして、
負けている通貨だけを
トレードしてしまったら
負け続けてしまいますから。
因みに、
「資金量を減らすと
トレード自体出来なくなるじゃん」
なんて思うかもしれません。
そんな時は、
海外のFX業者を使うと
いいかもしれません。
なぜなら、海外のFX業者は
国内のFX業者に比べて
レバレッジが高いからです。
その為、少ない資金でも
ポジションを持つことができるので
“証拠金が足りなくてトレードができない”
ということは起きません。
しかも、海外のFX業者を使う場合、
トレードスタイルも
デイトレが一番適しているので
普通に使いやすいと思います。
もし、この理由について
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒海外FXではデイトレがベストなトレードスタイル!その理由は?
デイトレで勝てない時に見るといいポイント
FXのデイトレで勝てない時に
見るといいポイントがあります。
それは・・・
エントリーポイントまでの戻り方です。
これはデイトレードで
押し目買いや
戻り売りをする時に効果的です。
例えば、
押し目買いを狙っているとしましょう。
この時に
押し目に来るまでの動きによって
反発しやすい・しにくいが
ある程度予測できます。
押し目には、
戻り方が主に3タイプあります。
・急落してくる
・ジワジワ下がってくる
・45度に近い形で下がってくる
これら3つのタイプによって、
反発のしやすさが変わります。
例えば、急落してくるタイプだと、
下げの勢いが強いので、
買いが入りにくく、
反発しづらくなります。
長い時間をかけて
ジワジワ下がってくるタイプも
売りの力が強いと見られて、
買いが入りずらくなるので、
反発もしずらくなります。
逆に、セオリー通りに
45度ぐらいの角度で落ちてくる場合は、
多くの相場参加者が
押し目のキレイな形を認識できるので、
買いが入りやすくなります。
デイトレで勝てていない人って、
・全体の流れを見る
・反発しやすい場所に水平線を引く
といったことは
できていることが多いです。
それなのに勝てないのは、
この戻りの部分を
ちゃんと見ていない事が多いからです。
もしあなたもデイトレードをしていて
勝てないと悩んでいるなら、
1度この部分を確認してみてください。
この事について、
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒反転しやすい押し目と反転しにくい押し目の形とは?
まとめ
今回は、FXでデイトレをすると、
1日の売買回数はどれくらいあるのか?
といったことについて
私の考えをお伝えしてきました。
デイトレの場合、
時間軸によって違いますが、
・15分足:1日0~3回
・1時間足:1日0~1回
・4時間足:2~3日に0~1回
といった感じになるでしょう。
私個人としては、
このぐらいの売買回数でも
“十分、FXで結果は出せる”
と考えています。
だから、焦る必要はないので、
あなたの生活環境合わせた
デイトレスタイルを見つけてみてください。
P.S. メルマガを始めました
大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。
という方には特におススメです。
もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。
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