FXでなかなか結果が出ていないと、
「FXで勝っている人達は
難しいポイントでトレードをするのが
上手いんだろうな」
なんて考えがちです。
FXで負けていた頃の私も、
このようなことを考えて、
どっちに動くかわからないような
チャートの形状時に
無理にトレードをしていました。
しかし、実際はこの逆で、
FXではキレイなチャートの形で
トレードをした方が
安定した成績を出しやすいのです。
では、なぜキレイなチャート形状で
トレードをした方が
結果が出やすいのでしょうか?
今回はこのことについて、
私の考えをお伝えしていきます。
キレイなチャートってどんなチャート?
FXはキレイなチャートの方が
結果が出やすいとはいえ、
「キレイなチャートってどんなの?」
なんて思うかもしれません。
そこでまずは、
キレイなチャートと
汚いチャートについて
簡単に解説をしていきます。
最初に、
キレイなチャートの定義についてですが、
・ダウ理論に沿ったチャート
・水平線がハマる形
といったものになります。
例えば、実際のチャートで見ると
以下のような感じです。
ダウ理論に沿ったチャート
ダウ理論に沿って
キレイに高値と安値を切り上げて
上昇トレンドを作っているのと、
高値と安値を切り下げて
下落トレンドを作っていますよね。
簡単に表現すると、
わかりやすくジグザグしてる感じです。
次に水平線ハマる形は
以下のようなチャートです。
これは要するに、
チャートの上限と下限で
何回か反応があるレンジのチャートです。
レンジって”キレイな形ではない”
っていうイメージがありますよね。
確かにレンジ内の動きを見ると
チャートはキレイじゃないのですが、
上限や下限が揃っていて
何回か反発している形は
大きく見ればキレイと言えます。
四角形ができるっていう感じで。
汚いチャートってどんなチャート?
では次に、汚いチャートですが、
これに関しては、
・レンジが混ざったような形
・水平線がハマらない形
といったものになります。
例えば、
レンジが混ざったような形は
以下のような感じです。
どちらのチャートも
上昇トレンドは
高値と安値を切り上げているし、
下落トレンドは
高値と安値を切り下げています。
だから、ダウ理論には沿っています。
でもレンジっぽい形が混ざって
何かキレイじゃないですよね。
波形が少し汚いっていうか。
次に、水平線がハマらない形ですが、
これは以下のようなチャートです。
つまり、レンジの上限と下限が
合っていない形のチャートですね。
これは一目瞭然でキレイではないですよね。
キレイなチャートの方が上手くいく理由は?
上記ではキレイなチャートの形と
汚いチャートの形を紹介しました。
例えば、
上昇と下降のチャートを見ると、
どちらもトレンドは出ていますよね。
トレンドが出ていると
その方向にトレードをしていけば
上手くいく可能性が高いのですが、
なぜキレイなチャートの方が
より上手くいく可能性が高いのでしょうか?
この大きな理由として、
大多数の相場参加者が、
はっきりと認識できるから
というのがあります。
これはどういうことかというと、
FXのチャートは、
相場参加者の心理によって作られています。
そして、FXをやっている人の大多数は、
・高安切り上げで上昇トレンド
・高安切り下げで下落トレンド
というのが頭に入っています。
なぜなら、FXを始めた当初に
まず覚えることがダウ理論だからです。
ダウ理論とは、
・高安値切り上げでアップトレンド
・高安値切り下げでダウントレンド
という定義ですよね。
よって、ダウ理論沿った
キレイなチャート形状が出ると、
大多数の相場参加者が
「今は上昇トレンドだから買おう」
「今は下落トレンドだから売ろう」
といったように考えて
エントリーをしてくるので、
レートが上昇(下落)しやすくなるのです。
更にダウ理論を活用した
トレード方法として最初に覚えるのが、
・上昇トレンド中の押し目買い
・下落トレンド中の戻り売り
といったトレードだと思います。
その為、ダウ理論に沿った
キレイなチャートの形が出た上に、
直近の安値や高値だった場所まで
レートが戻ってくると、
「ここで押し目買い(戻り売り)をすれば、
レートが反転して利益になりやすい」
という意識が働くので、
一斉に買いや売りが入りやすくなるのです。
先ほど紹介したチャートでいうと、
以下の黄色マルのような位置です。
このような理由から、
FXではキレイな形のチャートで
トレードをした方が
実は安定した結果が出やすいのです。
キレイなチャートだと複数のテクニカルが重なりやすい
更に、キレイなチャートだと
複数のテクニカルが重なりやすいです。
例えば、先ほど紹介した
上昇トレンドのチャートを使うと、
以下のようにトレンドラインを
引くことができます。
この状態から反転しそうな場所に
サポートラインも引きます。
そしたら、トレンドラインと
水平線の交わった場所で
エントリーを狙っていきます。
その後の動きを見てみましょう。
トレンドラインと水平線が
ほぼ交わった場所で反発しています。
その為、この反発を確認した後に
エントリーをすると、
含み損をほとんど抱えることなく
トレードをする事ができます。
更にその後の動きでも
トレンドラインと
水平線が交わった場所で
反発しています。
もし、ここでもエントリーできれば、
2連勝できますよね。
このように、キレイなチャートだと、
トレンドラインや水平線などと
複数重なることが多くなり、
エントリーの根拠が増えます。
エントリーの根拠が増えれば、
それだけ勝率も上がるので、
キレイなチャートでトレードをするのは
やはり上手くいきやすい事がわかります。
キレイなレンジのチャートもトレードが上手くいきやすい
キレイなチャートは
レンジ相場でのトレードも
精度を高めてくれます。
例えば、先ほど紹介した
レンジのチャートがありますよね。
このように高値と安値で
何度か反応している
キレイなレンジチャートだと
ブレイクのトレードで勝率が上がります。
今回のチャートでは
高値で何度も抑えられているので、
ここを抜けたら
ブレイク買いを狙うとしましょう。
その後の動きを見てみると、
以下のような動きをしました。
何度も反応している
高値をブレイクしたら
大きく伸びていきましたよね。
もし高値をブレイクした場所で
買いエントリーをしていれば、
大きな利益が取れました。
因みに、キレイなレンジの形で
ブレイクが上手くいきやすい理由は
これも相場参加者の心理が関係しています。
まず、高値で何度も反応しているという事は
そこで売っている人が多くいる証拠です。
これらの売っている人達は、
高値をブレイクされると
含み損になってしまいます。
しかも、何度も反応しているので、
「高値をブレイクしたらヤバいな」
と認識しています。
よって、高値をブレイクした場所に
損切りを設定しているので、
そこに損切り注文が多く溜まっています。
売りの決済注文(損切り)は
反対売買の買いとなるので、
レートが上昇する要因になります。
ということは、
このようなキレイなレンジのチャートでは
ブレイクをした場所に
多くの損切り注文が入っているので、
高値をブレイクすると
一斉に損切り注文が発動されて
大きな上昇を引き起こします。
更にこれに加えて、
買いを狙っている人達も、
キレイなレンジチャートでは
損切りが多く溜まっているのを
わかっているので、
「高値をブレイクしたら
それに便乗して買おう」
と考えて、
高値を抜けた場所に
逆指値の買い注文を入れています。
つまり、高値をブレイクした場所には、
・売りの大量の損切り注文
・買いの逆指値注文
という2つの注文が入っているので、
ブレイクをすると
一斉にこれらの注文が執行されて
大きな上昇が発生するのです。
あとはこれ以外にも、
キレイなレンジチャートだと
ブレイクして戻ってきた場合に、
高値が強力なサポートになりやすいです。
これは高値をブレイクすることで、
上昇トレンドが発生したので、
売りを狙っていた人達も諦めて
買いを狙う方向へ転換します。
更にこれに加えて、
売りポジションを持ち続けて
含み損に耐えている人達も
実は存在しています。
要するに損切りできずに
塩漬けにしている人達です。
この人達は
「なんとか売値まで戻ってくれ!」
ってお祈りしている状態です。
そしてそのお祈りが通じて、
ブレイクした高値まで
レートが戻ってきたら
「はぁ、神様ありがとう」
なんて思いながら
建値が微損で決済をします。
この売っている人達の決済は
買いのパワーとなるので、
上昇する要因になります。
また、買いを狙っていた人達も
押し目買いをしてくるので、
2つの買いパワーが重なって
大きく上昇していくのです。
これはいわゆる、
レジサポ転換ってやつですね。
キレイなレンジチャートの場合、
このような事が起きやすいので、
ブレイク、ブレイク後の押し目買い共に
上手くいきやすいのです。
売りの場合は、
この反対の考えになります。
関連記事:FXで失敗しづらいブレイクアウトの手法を特別に公開します
因みに、キレイなレンジとはいえ、
レンジ内の動きは汚いので、
そこは手を出さない方がいいです。
レンジをどちらかに抜けるまで
しっかり待ちましょう。
汚いチャートが負けやすい理由は?
では、次に汚いチャートが
負けやすい理由についても
簡単にお伝えしていきます。
恐らく、キレイなチャートで
トレードがしやすい理由について
しっかり理解できていれば、
その理由がわかると思います。
汚いチャートの場合、
高値や安値の位置が揃っていないので、
仮にトレンドが出ていたとしても、
相場参加者の多くは、
「どこで反転するかわからない」
となります。
あなたも経験ありませんか?
押し目買いをしたいけど、
押し目の候補がいくつもあって
どこで買えばいいかわからない事が。
例えば、以下のチャートは
高値と安値を切り上げているので、
上昇トレンドなのはわかりますよね。
だから、
買いを狙っていくのはわかると思います。
しかし、チャートをよく見ると、
サポートとなりそうな場所が
複数ありますよね。
こんな状態だと、
どこで反応するのかわかりにくいので、
相場参加者の意見が分かれてしまいます。
・一番上で反応すると考える人
・二番目で反応すると考える人
・三番目で反応すると考える人
・四番目で反応すると考える人
こんなふうに分かれてしまうので、
極端に考えると、
水平線の効き方も4分の1に薄れるのです。
では、その後の動きを見てみましょう。
上昇トレンドなので、
反転上昇はしていったのですが、
動きが不安定で、
高値圏でレンジっぽくなってますよね。
これは明らかに相場参加者が
迷っている証拠です。
このような感じで、
汚いチャートでトレードをしても、
動きが不安定になるので、
上手くいかない事が多いのです。
レンジのチャートも同じ感じです。
高値や安値が揃った状態で
反転したような形跡がないと
ブレイクをした後に
どこで反転しやすいのかがわかりません。
チャートパターンもキレイな方が効果的
チャートがキレイだと
トレードが上手くいきやすいですが、
これはチャートパターンにも言えます。
FXのトレードでは
チャートパターンが有効ですが、
見た瞬間にはっきりとわかるような
チャートパターンの方が
効き目は明らかに良いです。
例えば、下記チャートは
1時間足のチャートなのですが、
この中にキレイな
チャートパターンがあります。
どうです?
パッと見た瞬間に
チャートパターンがありません?
私にはキレイな逆三尊が見えます。
このぐらいキレイであれば、
逆三尊の右肩から
買いエントリーができますよね。
更にはこのチャートを
もう少し大きな視点で見ると、
もう1つ大きな逆三尊が見えます。
これを4時間足に変えると、
以下のような見え方になります。
よりキレイに見えますよね。
チャートパターンも
キレイな形であればあるほど
相場参加者に意識されやすいので
トレードが上手くいきやすいです。
特に1時間足や4時間足など、
時間軸が長いチャートでキレイに出ると
トレード精度がより上がります。
しかし、チャートパターンは
丸暗記をしてもあまり意味がありません。
チャートパターンができる理由を
しっかり理解する必要があります。
このパターンができる理由も
相場参加者の心理が影響しているので、
そこを考えてあげると、
勝率が高いトレードができるようになります。
もし、この事について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を読んでみてください。
⇒FXで基本的なチャートパターンが作られる心理を解説します
水平線もわかりやすい場所へ引く
ここまで散々、
FXはキレイなチャートの形の方が
トレードが上手くいきやすいと
お伝えしてきました。
更に、このトレードの精度を
より高めてくれるのが、
水平線になります。
この水平線の場合も
キレイな場所というか、
パッと見てすぐにわかる高値や
安値に引くと効果的です。
例えば、以下のチャートでは
あなたならどこに水平線を引きますか?
パッと見て目立った場所へ
引いてみてください。
どうでしょうか?
恐らく簡単だったと思います。
私であれば、
以下のように水平線を引きます。
下側の水平線に関しては、
もう1つ下の安値でもいいですが、
上側の水平線は
必ず引いておきたいところです。
では、その後の動きを見てみましょう。
完璧にピッタリとはいきませんでしたが、
引いた水平線でほぼ反発しているので、
ここが効いていると言えるでしょう。
はっきりとした場所に引くと、
反転しやすい原理としては、
これも多くの相場参加者が
認識しやすいからです。
認識しやすいという事は、
それだけそこに気づく人が多いので、
意識されやすくなります。
そして実際にレートがそこに来た時に
一斉に買い(売り)が入ってくるので、
反転しやすくなるわけです。
(厳密に言うと決済も入って来ます)
もし、水平線の引き方に
いつも迷ってしまう場合は、
このような位置に引くようにしましょう。
水平線の引き方を
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXで水平線の引き方はシンプルに6本引くだけで十分!
FXは多数決のゲーム
FXは極端な表現の仕方をすると、
多数決のゲームです。
上昇すると思う人が多ければ、
上昇しやすくなるし、
下落すると思う人が多ければ、
下落しやすくなります。
そして、
・上昇しやすいとわかるチャート
・下落しやすいとわかるチャート
というのが、ダウ理論に沿った、
キレイな形のチャートなのです。
例えば、下記チャート画像を
パッと見た瞬間、
トレンドは上昇と下落、
どっちだと思いますか?
キレイに高安切り下げをしているので、
明らかに”下落トレンド”ってわかりますよね。
ということは、
以下のような動きを想定して、
黄色マルのような場所で、
戻り売りを狙いますよね。
それで、実際にこの後の動きが
どうなったかと言うと、
以下のようになりました。
下側の赤ラインで
キレイに反転して下落してますよね。
これは、相場参加者の大多数が、
キレイな下落トレンドと判断できるので、
「どこかで売りたい」
と考えている為、
意識される場所にレートが来たら、
一斉に戻り売りが入ってきた証拠です。
逆張り勢も利食いをしてくる
更にこのことに加えて、
逆張り的に買っていた人達も、
“下落トレンド”というのはわかっているので、
大きく利益を伸ばそうとは考えていません。
そしたら、
どこで利食いをするかというと、
意識される場所である、
赤ラインになるのです。
ダメな逆張り勢の決済も入りやすい
これは先ほどもチラッと
説明したのですが、
レートが反転する時は
ダメな逆張り勢も参加してきます。
例えば、今回の場面であれば、
下記チャートの黄色マルのような場所で
逆張り買いをしてきた人達です。
こういう逆張り買いをする人って
けっこういますよね。
昔の私もそうでした(笑)
大きく下がってくると、
「こんなに下げたら
いい加減反発するだろ」
なんて思い込んで、
適当な値ごろ感で
エントリーをするんですよね。
でも大きな下落の波に飲まれて
損切りできずに
塩漬けをしてしまうのです。
こういうダメな逆張り勢が
建値付近までレートが戻ってきたら
安堵な気持ちで決済をしてきます。
この決済も売り決済となるので、
下落する要因になります。
よって、
意識される場所である赤ラインでは、
・新規の売り
・逆張り買いの利食い
・逃げ遅れた買いの決済
といった、3つの売りパワーが働くので、
そこを起点に下落していくのです。
このように、
キレイなチャートの形だと、
多くの相場参加者の思惑が一致しやすいので、
素直な動きになりやすいです。
だから、トレードをする際は、
変に複雑なチャート形状で
エントリーを狙うよりも、
キレイなチャート形状で狙った方が
利益が出しやすいのです。
汚いと感じたらトレードしないでOK
もしあなたが、
FX歴が1年以上あるなら、
ほぼ確実に、
キレイなチャートと
汚いチャートを認識できるはずです。
FXを1年以上も頑張っているなら、
そのくらいの力は
絶対に身についています。
だから、もしあなたがチャートを見て、
「なんか汚いな」
「なんかやりづらいな」
なんて感じたのであれば、
その感覚は間違っていないので
しっかりトレードを見送りましょう。
FXで安定した結果を出し続けるには、
トレードをたくさんするというよりも、
“いかに余計なトレードをしないか”
といった部分の方が重要です。
FX初心者以外で
負け続けている人の多くは、
余計な事をしているせいで
負けている事がほとんどです。
この余計な事をしない為にも
チャートが汚いと感じたら
見送れるようになりましょう。
例えば、今現在のチャートが
以下のようになっているとしましょう。
ちょっとレンジっぽくて
わかりにくいですよね。
こんな時は無理にトレードはせずに
レンジ状態を抜けるまで待てばいいんです。
シナリオとしては
以下のような感じでしょうか。
基本的にはレンジをしっかり抜けた後の
押し目買いや戻り売りを狙います。
そっちの方が
多くの相場参加者の目線が
同じ方向を向くので、
トレードがしやすくなるからです。
では、その後の動きを見てみましょう。
レンジを上にブレイクした後に
再度レートが戻ってきて
反発していますよね。
これを利用して、
押し目買いをすればいいだけです。
こんな感じで、
チャートが汚いと感じたら
トレードはせずに、
わかりやすい形になるまで
待つようにしましょう。
これがFXで安定した結果を
出し続ける為のコツです。
関連記事:チャートを見てわからないと思うならトレードはしなくてよい
トレード手法はシンプルなもので十分
FXでは、キレイなチャート形状で
トレードをしていったほうが
上手くいきやすいです。
もうこれは散々言い続けたので
大丈夫ですよね(笑)
ということは、
FXで使う手法に関しても、
シンプルな手法で
十分結果が出ることを意味しています。
FXでなかなか結果が出ないと、
「もっと手法を改良しなくては!」
なんて思ってしまい、
テクニカルやインジケーターを
あれこれと入れて
複雑にしてしまいます。
ですが、このような事をしなくても、
キレイなチャート形状を意識して
・ダウ理論
・水平線
といった2つを組み合わせた
シンプルな手法だけでも、
十分結果を出せます。
昔の私も、
“FX=手法を複雑にしないと勝てない”
といった偏見があったせいで
チャートにテクニカル指標を
入れまくっていました。
しかし、これをやったせいで
エントリー条件がいくつもできてしまい、
エントリーに迷いが出やすかったです。
また、テクニカル指標を
いくつも入れたせいで
フィルターが掛かり過ぎて
トレード回数も激減しました。
それでいて勝率も悪かったので
手法を複雑にしても
勝てるわけじゃないんだと実感しました。
このような経験から
今では私が使う手法も、
・上昇トレンド中の押し目買い
・下落トレンド中の戻り売り
といったシンプルな手法になり、
そこに大衆心理の考えを加えて、
トレードの精度を上げています。
また、私の周りの常勝トレーダー達も
同じように、ダウ理論と水平線を使った
シンプルな手法を使っています。
私たちは日常生活で、
物事を複雑にしているのを見ると、
「なんだか凄そう」
なんて思う傾向があります。
例えば、頭のいい人が
シンプルな事を
難しい言葉で説明したりすると、
「よくわからないけど凄いんだな」
って思っちゃいますよね。
このような思考のせいで
FXにもこれを当てはめてしまい、
「手法は緻密に計算された
複雑なものじゃないと勝てないのでは?」
なんて思ってしまい、
色んなものをアレコレと足しちゃうんですよね。
ですから、今現在、
FXで使う手法に悩んでいるなら、
まずはシンプルな手法を作って
検証をしてみるといいでしょう。
もし、手法自体の作り方が
よくわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?
また、実際に私が
シンプルな手法でトレードした結果も
記事にしてみたので、
もし興味がある場合は
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXは簡単な手法で本当に勝てる?リアルな結果をお見せします
まとめ
今回は、FXでは、
キレイな形のチャートの方が
トレードが上手くいきやすい理由を
お伝えしてきました。
FXで安定した成績を出すには、
「何か秘密の手法があるに違いない」
なんて思ってしまうのですが、
実は全くその逆で、
誰が見てもわかるような、
キレイなチャートの形でトレードする方が
勝率も良く、利益が伸びやすいのです。
だから、もしあなたが、
今現在、FXで勝てていなくて、
トレード手法に迷っている場合は、
キレイな形のチャートだけで
エントリーする手法を検証してみてください。
トータルでプラスになることを
実感できると思います。
もし、検証の仕方がわからない場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?
P.S. メルマガを始めました
大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。
という方には特におススメです。
もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。
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