相場が急変!トランプ関税発言に乗った2日間の全トレード記録

 

トレードチャンスが来ないと
不安になりますよね。

 

私も先週はノートレードで
今週も水曜日までトレードがなかったので、

「このまま今週もトレードがないかな」

と思っていた矢先に
トランプ大統領の関税発言によって
突如としてエントリーポイントが来ました。

 

そこで今回は、
木曜からのドル円のトレード内容について
解説をしていきます。

 

動画で見る場合は以下から見れます。

 

4月3日(木)

水曜が終わった時点で
トレードがなかった状態だったのですが、
木曜の朝7時にドル円のチャートをチェックしたら、
1時間足が以下のようになっていました。

 

急に大きく下げていて、

「なにがあったんだ!?」

って思いながら軽くニュースをチェックすると、
トランプ大統領が関税爆弾発言をして
大きく下げていたみたいでした。

 

この大きな下げによって、
水曜まで今週もトレードがないと思っていたのが
急にチャンスが来そうな形になりました。

 

まず、現在の位置を確認すると、
目立った安値がある場所にいる状態でした。

 

本来なら、ここから反発してもいいのですが、
朝は直近の動きの流れを引き継ぎやすいので、
この位置から更に下がる可能性があると考えていました。

 

よって、最初からいきなり1分足を監視して、
エントリー出来そうな形が出たら、
すぐに売りで入っていこうと考えていました。

そして、この時の1分足が
以下のようになっていました。

 

ちょうどサポートライン上にいる状態で、
ここから反発するのか?
それともブレイクしていくかどうかの状況でした。

そこで少し様子見をしていたところ、
以下のような動きになりました。

 

7時になったらいきなり下がっていきました。

しかも40pips以上も落ちていったので、
これだとエントリーができません。

その為、戻ってくるのを待つ必要があったので、
少しローソク足を進めてみます。

 

少し戻ってきました。

このぐらい戻ってくれば、
いい形が出ればエントリーができそうでした。

そこでもう少し様子見をしていたところ、
以下のような動きになりました。

 

かなりいい形になりました。

よく見てみると、
ダブルトップを作りそうです。

 

よって、次のローソク足でも陰線が出たら、
売りでエントリーをしていこうと考えていました。

では、この次のローソク足を見てみましょう。

 

陰線になったので、
この次のローソク足でエントリーです。

この時の損切り位置は、
直近の高値を上へ抜けた場所の
-20pipsで設定しました。

 

そして、利食いに関しては、
キリ番がある場所の+40pipsに設定しました。

因みに、この時に4時間足を見てみると、
目立った安値で反発をしている状態です。

 

だから、
ここから反発していく可能性もあったのですが、
下落の勢いが強い時は、
サポートラインへ来て1度反発をしても、
もう一度売りが入って下がる事が多いです。

 

この経験から、もう1回下がった時は、
サポートラインを下へ抜けると見ていたので、
その下のキリ番である148円に利食いを設定しました。

1時間足で見ると、以下のような位置です。

 

では、この後の動きを見てみましょう。

 

エントリー後はあまり含み損を抱えずに
下がってくれて利食いができました。

この時の時間が朝の8時半前ぐらいだったのですが、
2回目のトレードは約2時間後に来ました。

 

まず、利食いをした時の
15分足が以下のようになっていました。

 

ここから考えるシナリオとしては、
4時間足のサポートラインだった場所で
戻り売りを狙うイメージです。

 

ただ、いくら下落の勢いが強いとは言え、
この位置からだと戻りが浅すぎるので、
しばらくトレードはないと判断しました。

 

その為、しばらく様子見をしていたところ、
以下のような動きになりました。

 

少し下がった後に戻ってきました。

やっぱり4時間足のサポートラインだった場所は
戻りが浅過ぎて、そこでは反応しませんでした。

 

では、この後の動きを見てみましょう。

 

戻ってきてからもう一度下がって、
また少し戻っている状態です。

この形だけみると微妙なのですが、
1分足を見てみると、
以下のようになっていました。

 

パッと見た感じだと
かなり微妙な感じなのですが、
よく見るとダブルトップが出来そうなんですよね。

 

ただ、仮にダブルトップができても、
微妙な位置にいる事には変わりないので、
すぐに入る事はしません。

それでもここから入れそうな雰囲気を
少し出し始めたので、
その後に様子見をしていたところ、
以下のようになりました。

 

ダブルトップが出来ました。

この時に少し入りたいと思ったのですが、
こういう中途半端な位置にいると
ダブルトップでもすんなり下がらずに
戻ってくる事が多いです。

 

よって、売りを狙うにしても、
もう一度戻ってきて、
トリプルトップみたいになってから
エントリーをしていきます。

もしここで下がってしまったら、
その時は諦めます。

 

では、その後の動きを見てみましょう。

 

ダブルトップを作った後に戻ってきました。

ただ、直近の高値に届いていない上に、
上ヒゲを連発して、
陰線で下がり始めています。

 

こうなると、下がる可能性が出てきたので、
次のローソク足を見てみましょう。

 

強い陰線が出てきました。

 

これを見た時に、
下げの勢いが強いので、
ここから下がると思いました。

その為、この次のローソク足で
売りエントリーをしました。

 

この時の損切り位置は、
直前の高値の上の-20pipsです。

 

すでに安値圏にいる状態なので、
ここから上がると
一気に上昇する可能性がありました。

だから、ダメだったらサッサと切って、
損を限定する方向へ考えていました。

 

そして、利食いですが、
4時間足を見てみると、
目立った安値があります。

 

その為、この位置の少し手前の
+40pipsで設定しました。

 

では、この後の動きを5分足で見てみましょう。

 

建値になってしまいました。

エントリー後は
含み損をほぼ抱えずに下がって
含み益が30pips以上乗りました。

そこでストップを建値にしたところ
戻ってきてしまい、決済となりました。

 

しかも、建値になった後に
利食いの場所まで下がったので、
悲しかったです(笑)

 

決済になった後は11時を過ぎていたので、
ここからはあんまり動かないと見て、
12時ごろにお昼ご飯を食べてから
いつもの昼寝をしました。

 

そして、15時になった時の
15分足が以下のようになっていました。

 

相変わらず下落の流れが続いていました。

この状態だと何もできないので、
またしばらく放置していました。

そしたらその後の動きが
以下のようになりました。

 

15時から少し上下して、
まだ安値圏にいる状態でした。

15分足だけを見ると、
ちょっと何とも言えない形なのですが、
これを5分足で見た時は、
以下のようになっていました。

 

いい感じでダブルトップが出来ていました。

この日の下落の勢いなら、
ここから更に下がってもおかしくないので、
エントリーができそうだと判断しました。

 

そして、この時の1分足を見ると、
以下のようになっていました。

 

ダブルトップのネック付近にいる状態でした。

ここから1分足の動きを確認しながら、
エントリーできるかを見ていきます。

 

では、ローソク足を1本進めてみます。

 

小さいダブルボトムが出て
上がろうとしています。

 

という事は、
ここから上がる可能性があるので、
まだエントリーはせずに、
次のローソク足を見てみましょう。

 

陰線が出てきました。

ダブルボトムができたので、
上がると思っていたけど上がりませんでした。

やっぱり下落の力が強いのかもしれません。

 

では、ローソク足を1本進めてみます。

 

陰線が続きました。

これによって、
ダブルボトムが失敗になりました。

 

これに加えて、
5分足でもダブルトップになっているので、
1分の上昇の力が崩れたと見て、
次のローソク足で売りエントリーをしました。

 

この時の損切りは-20pipsで設定しました。

 

本当は1分足で直近の高値を
上へ抜けた場所にしたかったのですが、
それだと30pipsを超えてしまいます。

 

これだとリスクリワード的に悪くなるので、
仕方なく、この位置になりました。

また、仮にここから反転したら、
今度はダブルボトムが出来るので、
この位置で早めに切っておくのもアリだと考えました。

 

そして、利食いに関しては、
4時間足の目立った安値の手前で
+50pipsに設定しました。

 

では、その後の動きを1分足で見てみましょう。

 

含み損を抱えずに下がってくれて、
利食いができました。

 

そして、利食い後ですが、
15分足で見ると以下のようになっていました。

 

この日はすでに
250pipsぐらい下がり続けていて、
さすがにそろそろ限界だと思ったので、

 

「今日はもう終わりかな」

と思ってしばらく様子見をしていました。

 

そしたら以下のような状態になりました。

 

更に少し下げてから戻ってきました。

そしてこの時の1分足を見ると、
以下のようになっていました。

 

トリプルトップになっていました。

 

これを見た時点で、

「うわ~いい形だな~」
「でもこれ以上下がらないよな」

なんて思いながら
そのままチャートを見ていたら、
以下のような形になりました。

 

トリプルトップを作った後に
もう一度上昇しようとしたけど、
直近の高値にすら届かずに下げています。

 

これは買いの力が弱い証拠なので、
私からすれば、
エントリーをしなきゃいけない形でした。

その為、ここまでかなり下げていて、
もう下がる余地がないと思っていたので
けっこう嫌だったのですが、
次のローソク足で売りエントリーをしました。

 

この時の損切り位置は、
直近の高値を少し上へ抜けた場所の
-15pipsで設定しました。

 

そして利食いは、
ここから大きくは下げないと思っていたので、
直近の安値の+35pipsに設定しました。

 

では、その後の動きを見てみましょう。

 

逆行されてしまいました。

「やっぱりダメか?」
「ちょっと調子に乗っちゃったかな」

と思っていたのですが、
その後の動きを見ていると以下のようになりました。

 

何とか耐えてまさかの利食いになりました。

どんなに怖くても、

“自分のポイントに来たらエントリーすべき”
“自分の感情なんて関係ない”

これを久々に実感させられたトレードになりました。

 

しかもここから更に
100pips以上落ちていったので、
とんでもない相場でしたね。

結局、このトレードで利食いをした後は
指標もあったし、
エントリーの形も出なかったので
これでこの日のトレードは終了しました。

 

4月4日(金)

金曜日は朝7時の時点で1時間足を見た時に
以下のようになっていました。

 

底値から一旦上昇した後に
戻り売りが入っている状態でした。

これを見た時にいい形で
まだ下がる可能性が高いと思ったので、
15分足を見てみたところ、
以下のようになっていました。

 

ちょうど押し安値の位置にいたのですが、
そこに来るまでにジワジワ下げ続けていたし、
朝は前日の流れを引き継ぐことが多いので、
ここから下がると判断しました。

関連記事:FXで反転しやすい押し目と反転しにくい押し目の形とは?

 

そこで、エントリータイミングを見る為に
1分足へ変えてみたところ、
以下のようになっていました。

 

なんとも微妙な感じですね。

これだとまだエントリーができないので、
もう少しローソク足を進めてみます。

 

少し戻ってきたのですが、
上に行けずにもみ合っています。

いい感じになってきて、
この次のローソク足が陰線になったら
エントリーをしたいので、
ローソク足を1本進めてみます。

 

陰線が続いて、
下げそうな雰囲気満々です。

ということで、
この次のローソク足で
売りエントリーをしました。

この時の損切り位置は、
直近の高値を上へ抜けた場所の
-15pipsで設定しました。

 

本当は-10pipsでも良かったのですが、
朝はスプレッドが少し広がっているので
その辺のノイズも考慮して
この損切り幅にしました。

 

そして利食い位置ですが、
キリ番手前の+35pipsに設定しました。

15分足で見ると、
以下のような感じです。

 

本当はいつもみたいに
+40pipsを狙おうと思っていたのですが、
この利食い幅にすると
キリ番ぴったりになるんですよね。

これだとキリ番手前で反発して
ギリギリ利食いにならない可能性がありました。

 

この時に思ったのは、

5pipsを無理に伸ばして
35pipsを失うよりも、
5pipsを削って35pipsを取った方がいい

ということでした。

 

だから、利食い幅+35pipsで設定しました。

 

それではその後の動きを見てみましょう。

 

ギリギリ利食いとなりました。

もし40pipsを狙っていたら
建値になっていたので運が良かったです。

 

そして、利食い後に
次のトレード戦略を考えるのですが、
利食い直後の15分足は以下のようになっていました。

 

ここからのトレードとしては、
押し安値での戻り売りか、
三尊右肩付近での売りになります。

 

この戦略を頭に入れた状態で
しばらくローソク足を進めていきます。

 

押し安値まで戻ってきたのですが、
反応せずにそのまま上へ抜けてしまいました。

これだとトレードができないので、
次の戦略である、
三尊右肩付近での売りを狙っていきます。

では、ローソク足を少し進めてみます。

 

三尊の右肩付近までレートが戻ってきました。

これで売りが狙えそうなので、
1分足へ変えてタイミングを見ていきます。

この時の1分足が以下のようになっていました。

 

この状態だと、上昇の勢いが強いので
すぐに売りで入ることはできません。

その為、少しローソク足を進めてみます。

 

三尊右肩付近が意識されて
レートが落ちてきました。

押し安値も下へ抜けてきたので
ここで入ってもいいのですが、
私の場合は一旦戻りを待って
エントリーをしていきます。

 

その為、少しローソク足を進めていきます。

 

一旦レートが上昇した後に
もう一度下がり始めました。

もし次のローソク足で陰線が出たら、
下がっていく可能性が高くなるので、
売りを狙っていきたいところです。

 

それでは次のローソク足を見てみましょう。

 

強めの陰線が出たので、
この次のローソク足で売りエントリーです。

この時の損切り位置は
直近の高値の-20pipsで設定しました。

 

15分足で見ると、以下のような位置になります。

 

ここを上へ抜けると
三尊の失敗になると同時に
短期で上昇トレンドになる可能性があるからです。

 

そして利食いですが、
15分足の直近安値の手前で
+60pipsに設定しました。

 

サポートとなる場所が
そこまで見当たらないので、
ここまでは伸びるかなと思って
この位置に設定しました。

 

それではこの後の動きを見てみましょう。

 

建値になってしまいました。

エントリー後はいい感じで下がって
+35pipsの含み益があったのですが、
途中で戻ってきてしまいました。

 

残念ですが次へ行きましょう。

ここからの戦略としては、
まだ三尊の形成が完全に失敗したわけではないので、
この辺りで上昇できないようであれば、
もう1回売りを狙っていこうと考えていました。

 

ただ、現状の感じだと、
戻りが少し強いので、
このまま上へ抜ける可能性があります。

 

その為、しばらく様子見をしていたところ
以下のようになりました。

 

三尊の右肩を上へ抜けずに
ダブルトップになりました。

いい感じになってきたので、
5分足へ落として見てみましょう。

 

5分足で見てもいい感じです。

ここでエントリーしたいところなのですが、
損切り幅が広くなりすぎるので、
できれば戻ってきてほしいところです。

 

では、ローソク足を少し進めてみます。

 

けっこう戻ってきました。

ここからもう1回下がるような動きを見せたら、
買いの力が弱ってきたと見て、
売りを狙っていこうと考えていました。

 

そこで、
エントリーのタイミングを探していくので、
1分足へ変えたところ、
以下のようになっていました。

 

この状態だと上昇の勢いがまだ強いので、
エントリーする事はできません。

ということで、もう少しローソク足を進めてみます。

 

下がってきたのですが、
まだここから押し目買いが入ってきそうです。

その為、ローソク足をもう少し進めてみます。

 

やっぱり買いが入ってきて
一旦上昇をしてきました。

ここで直近の高値を更新できずに
下げる動きを見せてくれると、
ダブルトップになって入りやすくなります。

 

では、ローソク足を進めてみます。

 

急に強い陰線が出てきました。

これで一気にダブルトップになった上に、
強い陰線で買いが諦めてくると思ったので
この次のローソク足で売りました。

この時の損切り位置は、
直近の高値を少し上へ抜けた場所の
-15pipsで設定しました。

 

ここを上へ抜けると、
1分足の上昇トレンドが継続になって
上へ抜けて行く可能性があるからです。

 

15分足で見ると、以下のような位置になります。

 

そしてこの時の利食いは、
1つ前のトレードと同じく、
直近の目立った安値の+60pipsで設定しました。

 

因みにこの時は11時半を過ぎていたので
値動きが悪くなって、
利食いになるまで時間が掛かると思っていました。

だからお昼ご飯を食べた後に
少しポジションが気になったのですが
そのまま昼寝をしました。

 

そして、昼寝から起きたら、
以下のようになっていました。

 

まさかの利食いになっていました。

寝ている間に
こんなに動くとは思ってなかったので、
運が良かったです。

 

このトレードの後は、
トレードはできませんでした。

15分足で見ると、
以下のような動きだったからです。

 

一方的に上がってきたと思ったら、
今度は一方的に下がりました。

 

しかもその後に雇用統計もあったので
トレードができませんでした。

あとは木曜と金曜だけで
結構トレードをしたので
もう十分なのもありました。

 

今週の結果まとめ

今週は水曜日までトレードがなかったので、

「今週もまさかのノートレか?」

なんて思っていたのですが、
トランプの関税発言によって
突如としてエントリーポイントが出ました。

 

結局、木曜と金曜だけで7回トレードをして、
5勝2分けで+220pipsとなりました。

私の場合、売りの方が得意なので、
負けずに済んで良かったです。

 

そして、今週の結果からわかる事は、
エントリーポイントが来なくても
しっかり待っていれば
突然チャンスは来るという事です。

 

トレードチャンスが来ないと

「このままで大丈夫かな?」

なんて不安になりますよね。

 

不安になること自体は誰にでもあるので
全く問題がないのですが、
気をつけるべき事は、
その不安を行動につなげない事です。

 

チャンスがないという不安から
焦って自分のポイントでもない場所で
トレードをすると負けやすくなります。

待っていればちゃんと
自分のポイントは来るので、
不安になっても手を出さない事が大切です。

 

あとはポイントが来たら、
自分の感情は関係なく
しっかりエントリーすること。

FXは不安に対する我慢と
少しの勇気があれば、
高確率で結果を出すことができるので、
自分を信じて突き進んでいきましょう。

 

もし、その他のトレード記録が見たい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

また、今回紹介したようなトレードをしたい場合は、
大衆心理の読み方を習得するとできるようになります。

もし、大衆心理の読み方について知りたい場合は、
まずは以下の記事から読んでみてください。
売買している人達の気持ちを考えてトレード精度を激増させよう

 


P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。