FXは待つ力が利益を生む!狙いを絞った高勝率なデイトレード方法

 

エントリーチャンスが少ないことに悩んでいませんか?

でも、そこまで悩む必要はありません。

むしろ、トレードで勝ち続けるためには、
狙いをしっかり絞って、
明確な根拠が揃うまで
エントリーを我慢することが何よりも大切です。

 

実際、今週の私のドル円トレードでは、
チャンスはたったの3回。

それでも全てで利食いができ、
合計+110pipsという結果になりました。

今回は、そんな私の今週のトレードを、
実際の判断プロセスを交えながら解説していきます。

 

動画で見る場合は以下から見れます。

 

3月19日

ドル円でのトレード1回目は水曜日でした。

まず、朝7時に1時間足チャートを見ると、
以下のようになっていました。

 

全体の流れを見ると
高値と安値を切り上げているので、
上昇トレンドになっていました。

つまり、売りたい人よりも
買いたい人の方が多いので、
買いを狙っていく場面です。

その為、私も買いを狙っていました。

 

そして、この後に
反転しそうな場所をチェックする為に
水平線を引いてみると、
以下のようになりました。

 

もうすでにサポートラインが引ける位置にいて、
しかも反転し始めていました。

また、
直近の上昇の流れに対して
半値押しの位置にいたので、
押し具合も申し分ありませんでした。

 

これはもう押し目買いをするには
絶好の形だったのですが、
この位置に戻ってくるまでの戻り方が
少し下落の勢いが強い感じがしました。

 

そこで15分足に変えて、
戻り方がどうなっているかを確認します。

この時の15分足は以下のようになっていました。

 

この時の戻り方を見ると、
微妙に高値と安値を切り下げて、
短期で下落トレンドになっていました。

 

だから、買いで入るにしても、
反転のサインが出るまではエントリーができません。

しかし、朝7時時点での位置をよく見てみると、
15分足で逆三尊を作っていました。

 

5分足で見るとよりわかりやすいので、
5分足で見てみましょう。

 

はっきりした逆三尊ができていますよね。

更にこれに加えて、
5分足で戻り高値を上へ抜けていました。

 

抜け具合が少し甘いのですが、
ローソク足の実体で上へ抜けているので、
私はトレンド転換が起きたと判断しました。

 

よって、現在の状況をまとめると、

・1時間足で上昇トレンド
・1時間足のサポートラインで反発している
・1時間足で半値押し
・5分足で戻り高値を上へ抜けてトレンド転換
・5分足で逆三尊

といった状況になっていました。

 

つまり、上位足と下位足の流れが
両方とも上目線に揃ったので、
これはもう買うしかないと判断しました。

 

あとは1分足へ変えて、
エントリーのタイミングを見ていくだけです。

そして、この時の1分足が以下のようになっていました。

 

陰線が続いている状態でした。

いくら買う条件が揃っているとはいえ、
この状態で買っていくのは少し危ないので、
反発の合図が出るまで待ちます。

では、ローソク足を少し進めてみましょう。

 

下ヒゲ陽線が続きました。

しかも現在の陽線の下ヒゲを見ると、
その3つ前の陽線の下ヒゲより上にいて、
安値を切り上げています。

拡大図

 

これは安値を更新しようとしたけど
失敗した合図になるので、
反転のサインでもあります。

その為、ここで入っても良かったのですが、
更に安全に行くために、
もう1本ローソク足を進めてみます。

 

また陽線が続きました。

これならもう大丈夫だと判断して、
この次のローソク足で買いエントリーをしました。

 

この時の損切り位置は
15分足で逆三尊の頭を
少し下へ抜けた場所の-15pipsで設定しました。

 

ここを下へ抜けると、
15分足で下落トレンド継続になって、
下がっていく可能性が高くなるからです。

 

利食いに関しては、
15分足で何度か反応している高値の
+40pipsで設定しました。

 

因みに、この高値の手前に、
ダブルトップのネックがありますよね。

 

この位置でもよかったのですが、
ネックでの反応を見ると、
キレイに反応してないんですよね。

 

だから、そこまで意識されていないと見て、
それだったらもう1つ上の高値の方が
キレイに反応しているので、
反転するとしたらそこだと判断しました。

 

では、その後の動きを見てみましょう。

 

エントリー後は順調に上がって利食いとなりました。

 

と、言いたいところだったのですが、
実は利食いになっていないんです。

 

なぜなら、朝7時台のスプレッドって
通常よりも少し広がっているからです。

だから、
スプレッドが少し広い状態でエントリーをしたので
あと0.5pipsのところで届いていないんです泣

 

でも、待っていれば利食いになると思って
そのまま少し見ていたのですが、
1分足で見ると以下のようになりました。

 

ダブルトップになって下がってきました。

 

しかもこの日は日銀の政策金利があって、
この時点で10時半近くの状態でした。

 

だから、このままダラダラ動いて、
日銀バズーカに巻き込まれるのが嫌だったので、
ダブルトップで反転の合図が出たら
+30pipsで利食いをしてしまいました。

 

結局、その後に下がってきたので、
そのまま持っていたら建値で終わっていました。

5分足

 

だから利食いをしておいてよかったのですが、
スプレッド分届かずに利食い出来ないっていうのも
やるせない気持ちになりますよね(笑)

この日はこれで終了しました。

 

3月20日

2回目と3回目のトレードは
この日にありました。

 

まず、朝7時の時点で
1時間足のチャートを見ると、
以下のようになっていました。

 

夜中にFOMCがあったみたいで、
大きく下げていました。

チャートの形も押し安値を下へ抜けているので、
トレンド転換をした可能性が出てきました。

 

しかも、FOMCで一方向へ大きく動いた時って、
私の経験上では、
次の日の午前はその流れを引き継ぐ事が多いんです。

更に朝の早い時間帯だと、
レジスタンスで反応するとかあまり関係なく
下がっていく事が多いです。

 

だから、ここではチャートの形と
ローソク足の形を読み取りながら
売りを狙っていきました。

まず、朝7時の時点で
5分足が以下のようになっていました。

 

高値と安値を切り下げていて、
短期で下落トレンドになっているので
いい感じです。

 

ここで何本かローソク足を見て、
上に行けなそうな形が出たら
エントリーをしていきたいところです。

では、少しローソク足を進めてみます。

 

待っていたら下がってしまいました。

これだとちょっと微妙なので、
無理に入らずに我慢して、
ここからローソク足をしばらく進めます。

 

更に下がっていってしまいました。

ただ、直近の安値を更新した事で、
短期の下落トレンドが継続しているので、
ここから戻ってきたら売りやすくなりました。

 

それでは、少しローソク足を進めてみます。

 

レートが少し戻ってきて、
戻り売りが狙えそうな感じになってきました。

それではここから1分足に変えて、
エントリータイミングを見ていきます。

この時の1分足が以下のようになっていました。

 

少し反転しそうな感じですが、
これだとすぐにはエントリーできないので、
もう少しローソク足を進めて様子を見てみます。

 

少し上がってきました。

この形だと上昇していきそうなので、
まだエントリーはせずに
次のローソク足を見てみましょう。

 

急に少し強めの陰線が出てきました。

ここから下がりそうでもあるのですが、
まだわからないので、
もう1本ローソク足を進めてみましょう。

 

陰線が続いたのですが、
ちょっと小さいですね。

しかもよく見てみると、
直前の安値を抜けられずに反発しているので、
売りの力が弱いです。

拡大図

 

ただ、陰線が続いているので、
次のローソク足でも陰線が出れば、
売りが入りやすい状況になるので
エントリーをしていきます。

では、ローソク足を1本進めてみます。

 

今度は急に強めの陽線が出てきました。

こうなってしまうとエントリーができないので、
もう1本ローソク足を進めてみます。

 

今度は小さい下ヒゲ陰線が出ました。

これはかなり微妙ですね。

まだエントリーの判断ができないので、
次のローソク足を見てみましょう。

 

今度は上ヒゲで十字線が出てきました。

上にも行けないけど、
下にも行けない感じで迷っていますね。

それでもよく見てみると、
直近の高値に届かずに上ヒゲが出ているので、
上昇の力が弱っている感じがします。

 

では次のローソク足を1本進めます。

 

ここで少し強めの陰線が出てきました。

何かちょっと崩れた感じがします。

 

しかもよく見てみると、
小さいダブルトップになっています。

 

これだと、
ここから下がってもおかしくないと思ったので、
この次のローソク足でエントリーしました。

 

この時の損切り位置は、
5分足の目立った高値の位置で
-20pipsに設定しました。

5分足

 

ここは5分足の戻り高値になるので、
この位置を上へ抜けると
短期のトレンド転換が起きます。

そうなると、
一時的に上がっていく可能性が高いので、
この場所で損切りをします。

 

利食いに関しては、
1時間足で目立った安値の+40pipsで設定しました。

1時間足

 

それではこの後の動きを見てみましょう。

 

上手く利食いとなってくれました。

しかも利食いした位置がほぼ底になったので、
伸ばそうとしていたら建値になっていました。

1時間足の目立った安値は
多くの相場参加者に意識されるので、
やっぱり反転しやすくなりますね。

これが2回目のトレードになります。

 

次は3回目なのですが、
まず2回目のトレードを利食いした後の
1時間足のチャートが以下のようになっていました。

 

ここからトレードシナリオを考えるとすると、
1時間足を基準に考えるなら、
まずは押し安値まで戻ってきてからの戻り売りです。

 

もしくは、押し安値の手前にキリ番があるので、
そこで反応するようであれば、
キリ番での戻り売りを考えていました。

 

ただ、4時間足ぐらいの大きな流れで見ると、
上昇トレンドでもあります。

 

そして、今現在の位置では、
反転して上昇した形跡があるので、
ここがサポートとなって、
もう一度上昇する可能性もあります。

 

しかしそうは言っても、
ここまで下がってきた動きを見ると、
下落の勢いが強い状態でもあります。

 

こういう時は、
大きな上昇の流れを見て買ってくる人達と
直近の下落の流れを見て売ってくる人達がぶつかって、
レンジっぽくなる事も多いです。

 

だから、買いを狙う場合は、
この位置で少し揉み合って下値を固めるか、
チャートパターンを作るなどして、
反転の合図が出てからだと考えていました。

また、買いでエントリーをする場合は、
利益を大きく伸ばさずに、
押し安値かキリ番付近までを狙うイメージでした。

 

そしてそこからしばらくチャートを見ていたら、
以下のような状態になりました。

 

1時間足でダブルボトムを作りました。

反転のサインが出たので、
買いでエントリーをしたかったのですが、
ちょっと上がり過ぎているので
エントリーができませんでした。

 

ダブルボトムを作る途中で
エントリーを考えたのですが、
1時間の確定足でダブルボトムを作った方が
多くの相場参加者がダブルボトムを認識できます。

こうなれば、より買いやすくなるので、
それを待っていたら、
上がり過ぎてしまいました。

 

その為、
しばらくトレードはないと判断して、
チャートも見ていませんでした。

そして21時半ぐらいにチャートを確認してみたら、
以下のようになっていました。

 

ダブルボトムのネックまで
レートが落ちてきていました。

これだと買いで入れそうだったので、
5分足に落として、
チャートの形を確認したところ、
以下のようになっていました。

 

まず、現状の流れを見ると、
高値と安値を切り下げながら
下落していました。

これだと短期的に下落トレンドなので、
すぐにエントリーをする事はできません。

 

しかもこの日は21時半から指標があったので、
この時の動きを見てから判断しようと考えました。

では、指標後の動きを見てみましょう。

 

結構な勢いで上がっていきました。

これだとすぐには入れないので、
しばらく様子を見ていたら、
以下のようになりました。

 

指標で上がった後に
レートが落ちてきたのですが、
これを見た時に逆三尊を作りそうな事に気付きました。

 

しかも逆三尊のヘッドの部分を見ると
ダブルボトムにもなっているので、
かなりアツイ逆三尊でした。

 

よって、ここから1分足へ変えて、
エントリータイミングを探していきました。

その時の1分足が以下のようになっていました。

 

この状態だと、
まだ逆三尊の左肩の位置まで来ていないので
何もできません。

ここから逆三尊の左肩まで落ちてくるかを確認する為に
ローソク足を少し進めてみます。

 

逆三尊の左肩までレートが落ちてきました。

ここから反転する動きを見せたら
エントリーをしていきます。

では、ローソク足を1本進めてみます。

 

いきなり陽線が出てきました。

ここでエントリーをしたかったのですが、
念のため、もう1本ローソク足を見て、
そこで陽線が出てきたらエントリーです。

それでは次のローソク足を見てみましょう。

 

陰線が出てしまいました。

これだとエントリーはまだできないので、
もう1本ローソク足を進めてみます。

 

今度は下ヒゲ陽線が出ました。

下ヒゲが出ているので、
下へ行くのを嫌がっている感じですね。

これで次も陽線が出たらエントリーを狙うので、
次のローソク足を見てみましょう。

 

しっかりした陽線が出ました。

しかも下ヒゲを出していて、
その下ヒゲも前のローソク足の
安値にすら届いていません。

 

ということは、
買いの力が強くなってきた証拠なので、
このパワーに便乗して、
次のローソク足でエントリーをしました。

 

この時の損切り位置ですが、
逆三尊のヘッドを下へ抜けた場所の
-20pipsで設定しました。

15分足で見ると以下のような位置です。

 

そして利食いですが、
直近の下落の勢いが強いので、
大きくは伸ばさずにキリ番手前の
+40pipsで設定しました。

 

では、この後の動きを見てみましょう。

 

ギリギリ利食いになりました。

利食いの手前で戻ってきた場面があって、

「昨日みたいにまた利食い手前でダメなのか?」

なんて思ったのですが、
今回は何とか耐えて
利食いになってくれたのでよかったです。

 

以上が、今週のドル円のトレードになります。

もし、他にも実際のトレードを見てみた場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXで大衆心理を考えながらのトレード【USDJPY】10月編

FXで大衆心理を使ったトレードをするコツは順序立てて考えること

 

まとめ

今回は、
今週のドル円のトレードを紹介してきました。

ドル円に関しては
3回しかトレードチャンスがなかったのですが、
3回全てで利食いができて、
合計で+110pipsでした。

 

結果だけ見ると少なく思えるかもしれませんが、
仮にこの結果が1ヶ月間続けば、
合計で月に400pipsを超えてきます。

しかも、1通貨だけの結果なので、
他の通貨も合わせれば、
もっといい結果になります。

 

だからこそ、
エントリーポイントを絞り込み、
チャンスが来るまでしっかり我慢する。

このシンプルな行動を徹底することで、
少ないチャンスでも高勝率で
しっかりと利益を積み上げることができます。

これこそが、
デイトレードで勝ち続けるための
本来の形だと私は考えています。

 

 


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