ノートレードでも焦らない!FXデイトレードで勝ち続ける秘訣

 

トレードチャンスがないと、

「このままで大丈夫かな?」

という不安や焦りに駆られる事がありますよね。

 

特に相場が動いているのに
トレードができないと、
自分だけ置いていかれた気持ちになって

「何かしないと損をしてしまうのでは?」

と考えて余計なトレードをしてしまう。

 

ですが、
FXで勝ち続ける為に本当に大切なのは
トレード回数ではありません。

むしろやらない勇気を持つことが
資金を増やしていく上で
欠かせない力になります。

 

実際に今週の私のドル円のトレードは
ノートレードで終わりました。

そこで今回は、
2025年3月24日~28日の1週間で
なぜノートレードになったのか。

その理由とFXで勝ち続ける為の考え方を
お伝えしていきます。

 

動画で見る場合は以下から見れます。

 

3月24日(月)

まず、月曜日の朝7時の時点で、
1時間足のチャートを見てみると、
以下のようになっていました。

 

かなり微妙な形です。

1時間足の押し安値を下へ抜けて、
トレンド転換をしたと思いきや、
強めに戻ってきています。

 

1時間足だけだと、
全体の流れが少し判断しづらいので、
4時間足で見てみると、
以下のようになっていました。

 

4時間足の戻り高値はまだ上へ抜けていないので、
明確なトレンド転換はしていないのですが、
直近の流れは上昇トレンドっぽくなっています。

 

ここから4時間足の戻り高値を上へ抜けて、
トレンド転換をしていくか、
上へ抜けることができずに、
もう一度下がっていくかの微妙な位置にいます。

 

1時間足と4時間足両方を見ても、
微妙な位置にいるので、
しばらくトレードはないと判断しました。

仮にトレードをするとしても、
1時間足で直近の高値をしっかり上へ抜けて、
上昇トレンドの継続が確定した後の
押し目買いを狙っていくイメージでした。

 

このシナリオを頭に入れた上で、
ローソク足を少し進めてみます。

 

直近の高値を上へ抜けて、
1時間足で上昇トレンドが継続しました。

押し目買いのシナリオに近づいてきたので、
ここからもう少しローソク足を進めてみます。

 

レートが戻ってきて、
押し目買いを考えていた位置にいます。

ただ、これだと私からすると、
直近の流れに対する押しが浅すぎるんですよね。

 

この状態だと、
買いでエントリーをするなら、
もう少し下がってきてからの方が
買いが入りやすい状況が出来上がります。

また、この時の15分足を見ると、
以下のようになっていました。

 

よく見ると、
15分足の押し安値があるのですが、
ここまで下がってくれば、
買いが入りやすくなると思ったので、
この位置での押し目買いを狙う事にしました。

 

このシナリオを頭に入れた上で、
少しローソク足を進めてみましょう。

 

わずかに届かずに上がっちゃいました。

実は押し安値の手前にはキリ番があって、
今回はその場所で反発をしていきました。

 

キリ番で反発をした後に
エントリーを考えたのですが、
直前の流れが時間を掛けて下がりながら、
下落トレンドを作っていました。

 

これだとすぐに反発しづらいので、
ある程度、キリ番付近で
下値を固める形が出てからでないと
私はエントリーをしません。

 

その為、その形を待っていたのですが、
結局、キリ番で反応したら
そのまま上昇してしまいました。

 

この後は更に上がり続けて、
夜中の12時になった時点で、
1時間足を見ると
以下のようになっていました。

 

こうなってしまうと、
押し目買いがメインの私としては、
何もできないので、
この日はこれで終了しました。

 

3月25日(火)

火曜日の朝7時に
1時間足のチャートを確認すると、
以下のようになっていました。

 

結局、高値にいる状態のままでした。

この時のトレードシナリオとしては、
上昇トレンドが続いているので、
買いだけを狙っていきます。

 

そして、買う場所ですが、
サポートとなりそうな場所があるので、
その位置での押し目買いになります。

 

このシナリオを頭に入れた状態で
その後の動きを見ていたところ、
以下のようになりました。

 

更に上がっていきました。

この時に直近の上昇の起点がキリ番でした

 

だから、この位置まで戻ってくれば、
一旦反発するかもと思ったのですが、
ここまでの上昇が一方的に来ているので、
更に上昇する余地があまりないと感じました。

 

また、この位置からキリ番まで戻ってきても、
押しが浅すぎるというのもあって、
キリ番での押し目買いはしない事にしました。

 

では、この後の動きを見てみましょう。

 

キリ番付近で一旦反発した後に
上昇が続かずに下がってきました。

しかも、買いを狙っていた場所まで
下がってきたので、
エントリーチャンスが来ました。

 

よって、ここからは15分足で動きを見ていきます。

この時の15分足が以下のようになっていました。

 

サポートラインまで下がってきたのですが、
下落トレンドを作っている上に、
下落の勢いが強い状態です。

 

ここですぐに入ると、
下落の勢いに飲み込まれて
損切りになる確率が上がります。

 

よって、すぐには入らずに
この辺りでの動きをしばらく見ていきます。

 

では、ローソク足を少し進めてみます。

 

ちょっと何とも言えない感じです。

微妙に反発しそうではあるのですが、
直前の下落の勢いが強いので
まだわかりません。

 

そこで、もう少し様子見をする事にして、
ローソク足を進めてみます。

 

下がっていってしまいました。

やっぱり下落の勢いが強いせいで、
買いがあまり入ってきませんでしたね。

 

しかし、
その下の買いを狙っていたポイントまで来たので、
ここからどうなるかを見ていきます。

 

では、ローソク足を少し進めてみます。

 

更に下がっていきました。

売りの勢いがかなり強いですね。

こうなってしまうと何もできないので、
次の買いを狙っているポイントまで
来るのを待つしかないです。

 

それではこの後の動きを見てみましょう。

 

更に下がってきたのですが、
狙っているポイントまでは届きませんでした。

しかもこの時点で、
夜中の12時半近くになっていました。

ここからは動きが鈍くなるし、
寝る時間でもあったので、
この日は諦めて終わりにしました。

 

3月26日(水)

水曜日は朝7時の時点で、
1時間足のチャートは以下のようになっていました。

 

昨日の寝た時間から少し反発していました。

流れ的には押し安値をまだ下へ抜けていないから
トレンド転換をしていないので、
積極的に売りは狙えない。

 

かといって、
直近の下落の勢いが強いので、
ここからすぐに買うことはできない。

そんな状況でした。

 

こういう中途半端な位置にいる場合、
大きな流れを重要視して買ってくる人と
直近の流れを重要視して
売ってくる人の思惑がぶつかって、
よくわからない動きになりやすいです。

 

だから、この位置では
トレードをする事はあまり考えていませんでした。

もしするとしたら、
三尊の形が出ているので、
左肩で反応して下げそうな形が出たら
売れるかもぐらいに考えていました。

 

では、その後の動きを見てみましょう。

 

そのまま上がってしまいました。

ちょっとこの位置だと中途半端なので
何もできません。

 

しかも、
この時点でお昼の12時になっていて、
ここからは動きが鈍くなるので
何もせずに放置です。

だから、お昼ご飯を食べて昼寝をしました。

 

そして、15時の時点で、
以下のような状態になっていました。

 

お昼の時点から更に上がっていました。

この位置だと戻りが強いので
売るのはちょっと難しいし、
買うにしても高値掴みになるので
エントリーができません。

 

だから、ここでは何もせずに
またしばらく様子見をしていたところ、
以下のような動きになりました。

 

今度は下がってきました。

1時間足で見ると何もできない感じなのですが、
15分足で見ると、
以下のようになっていました。

 

15分足だと押し安値の位置まで下がってきたので、
ちょっと買いが狙えそうです。

ただ、下落の勢いが強めなので、
少し様子見が必要です。

では、ローソク足を少し進めてみます。

 

押し安値付近で下げ止まって反発しました。

これを見た時に、
もしここから下がってきたら、
逆三尊ができそうな形になっている事に気付きました。

 

その為、逆三尊の左肩までレートが落ちてきて、
反発するようであれば、
買いを狙っていました。

 

そして、この後の動きを見ていたら、
以下のようになりました。

 

逆三尊にならずに上がってしまいました。

しかもこの時点で夜中の12時を過ぎていたので、
もうトレードはないと見て、
この日もノートレードで終わりました。

 

3月27日(木)

木曜日の朝7時の時点で
1時間足のチャートは以下のようになっていました。

 

前日の高値付近にいて、
チャートの形的にもかなり微妙です。

直近の流れを見ると、
高値と安値を切り上げて
上昇トレンドになってはいるのですが、
目立った高値に近い状態でもあります。

 

これを見た時に、
しばらくトレードはないと判断しました。

トレードをするにしても、
押し安値付近までレートが落ちてきてからでないと
無理だと考えていました。

 

その為、
しばらく何もせずに放置していたところ、
お昼の12時の時点で
以下のような動きになりました。

 

押し安値付近までレートが落ちてきたのですが、
まだ買うような場所ではないので、
お昼ご飯を食べた後に昼寝をしました。

そして、15時頃にチャートを確認すると、
以下のようになっていました。

 

買いを狙っていた場所まで
レートが落ちてきて反発していた状態でした。

ここまで落ちてきた過程を見てみると、
高値と安値を切り下げて、
下落トレンドになっています。

 

よって、仮にここから下がってきて、
狙っていた場所まで落ちてきても、
そのまま下がっていく可能性の方が高いと感じました。

 

だから、この位置では何もせずに
様子見をする事にしました。

そして、その後の動きを見ていると、
以下のようになりました。

 

一気に上がっていきました。

この動きによって、
最高値を上へ抜けてきただけでなく、
直近の流れも上昇トレンドが継続になりました。

 

そうなると、ここから狙うのは
押し目買いになるのですが、
その時に狙えそうな場所としては、
以下のような位置になります。

 

この2つのサポートラインの位置まで
レートが下がってきたら
押し目買いを狙う事にしました。

では、その後の動きを見てみましょう。

 

まず、上側のサポートラインまで
レートが落ちてきました。

よって、エントリーチャンスが来たので、
15分足に変えて少し細かく見ていきます。

 

サポートラインを実体で下へ抜けているのですが、
そのすぐ下にもサポートラインが引けて、
そこで下げ止まりそうな感じです。

 

ただ、ここでも下落の勢いが強いので、
すぐにエントリーはせずに
少し様子見をします。

そこで、少しローソク足を進めてみます。

 

少し強めに反発しました。

ここからもう一度下がってきて、
下げ止まるようであれば、
買いを狙っていきます。

では、ローソク足を少し進めてみます。

 

戻ってきたのはいいのですが、
そのまま下へ抜けてしまいました。

しかし、この下げによって、
次に買いを狙っていた場所まで来ました。

 

そこで5分足へ変えて、
エントリータイミングを探っていくので、
この時の5分足を見てみましょう。

 

5分足で見ると、
この位置に来るまでに
高値と安値を切り下げて
下落トレンドになっています。

 

よって、少し揉み合って、
下がらない事を確認してから
エントリーを狙っていくので、
少しローソク足を進めてみましょう。

 

上がっていっちゃいました。

「もうまたかよ」
「今週何回取り逃してんだよ」

なんて、ちょっとイラっとしてました(笑)

 

でも上がってしまったのは仕方ないので、
また次のチャンスを待つしかありません。

とはいえ、
この時点で夜中の12時ぐらいだったので、
結局、この日もトレードをせずに終わりました。

 

3月28日(金)

金曜日の朝7時の時点で
1時間足のチャートを確認したところ、
以下のようになっていました。

 

この日も前日の高値圏の位置にいました。

まだ上昇トレンドも続いているので、
押し目買いを狙っていきます。

その時に買いを狙っていた位置としては、
以下のポイントになります。

 

この位置は、
昨日エントリー出来なかった位置なのですが、
ここで反応した形跡があるので、
もう一度この位置までレートが下がってきたら
反応する可能性があると考えていました。

 

また、押し安値でもあるので、
反応する確率がより高くなります。

それでは、その後の動きを見てみましょう。

 

買いを狙っていた場所まで
レートが落ちてきました。

ここでエントリーポイントを
少し細かく見ていきたいので、
15分足に変えてみたところ、
以下のようになっていました。

 

15分足で見ると、
直近の流れが高値と安値を切り下げて
下落トレンドになっています。

 

よって、
この位置で下げ止まるかを確認する必要があるので、
少しローソク足を進めてみます。

 

そのまま下がってしまいました。

こうなると、押し安値を下抜けた事で、
トレンド転換した可能性が出てきました。

 

その為、ここから狙うのは、
押し安値での戻り売りになります。

 

それではローソク足を少し進めてみましょう。

 

押し安値で反応せずに上がっていきました。

 

これを見た時点で、

「これはもうダメだ」
「今週の相場とは合わない」

って一気に諦めの感情が出てきて
今週はノートレードでいく事に決めました。

 

結局、その後の動きを見てみると、
以下のようになりました。

 

上がっていくと思ったら、
また大きく下げてくるという
やりづらい動きとなりました。

 

1時間足で見てみると、
以下のような感じでした。

 

今週の相場を見ていると、
一方的に上がった後に一方的に下がって、
押し目の部分でも時間を掛けずに
すぐに反発してしまう事が多かったです。

こういう動きになると、
トレードを狙っているポイントまで来ても
エントリーができないので、
私にはやりづらい一週間となりました。

 

勝ち続けるために大切なこと

今週はノートレードだったのですが、
1週間で1度もトレードができないと

「やばいな。これで大丈夫かな?」

なんて不安になる事があります。

 

でも、FXを長く続けていると
こういう場面も出てくることがあります。

その時に焦って
ルール外のトレードをしてしまうと
負けやすくなるだけでなく、
我慢できずに
トレードをする癖もつきやすくなります。

 

こうなってしまうと、
せっかく勝てるトレードができるのに
それを台無しにしてしまいます。

 

そもそもFXをやる目的は、
トレードをする事ではなく、
お金を稼ぐ事ですよね。

つまり、FXで勝ち続けるには
自分の形が来るまでじっと待って、
確実に利益を積み上げる事が大切です。

 

そして、その形というのは
毎日必ず来るものではありません。

更に言えば、
今週の私のように、
エントリーポイントまで来ても、
微妙に噛み合わずに
エントリーができない事もあります。

 

それでも、
焦って手を出さずに我慢できれば、
余計な負けが減って、
ちゃんと資金は増えていきます。

 

実際、私の今月のドル円の成績は

1週目:3勝1敗1分で+165pips
2週目:2勝1敗で+65pips
3週目:3勝0敗で+110pips
4週目:ノートレード

トータルでは
8勝2敗1分で+340pipsとなっています。

 

このように、
トレード回数が少なくても、
自分のポイントまで我慢をして
トレードをしていけば、
勝率が高くなるし、
利益もしっかり残ります。

 

ノートレードが続くと不安になりますが
焦らずチャンスが来るまで淡々と待つ。

この積み重ねこそがFXで勝ち続ける秘訣であり、
資金を着実に増やしていく一番の近道でもあります。

 

因みに、3月の詳しいトレード内容に関しては、
以下の記事で紹介しているので、
よければ読んでみてください。

2週目に関しては書き忘れたので
そこはご勘弁を(笑)

 

 


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